① 日本の喫煙文化
海外旅行に出かけると、文化の違いを大いに感じることがあります。
韓国では見慣れない行動でも、海外では何の問題もないことがたくさんあります。
今日は、韓国人旅行者が日本で感じる文化の違いについて紹介します。
日本は、新型コロナウイルスの後、韓国人旅行者が最も多く訪れる海外旅行先となりました。
近距離と円高の重なりから、多くの韓国人が日本旅行を始めましたが、
近いが、文化的には大きな違いがあります。
日本を訪れた旅行者なら、日本は喫煙に寛容だと思ったことがあるかもしれません。
日本は韓国よりもたばこを吸う場所が自由です。もちろん一部の施設は禁煙ですが、ほとんどの建物で簡単にたばこを吸うことができる光景を見ることができます。
過去、日本はマクドナルドやファストフード店でもたばこを吸うスペースが別途設けられるほど喫煙に寛容でした。子供が訪れる場所でも室内で喫煙することが多かったです。
現在、日本でも喫煙に対する規制を制定し、受動喫煙対策を強化しています。
日本は2020年4月、室内での喫煙を禁止する法律を制定しました。ホテル、オフィス、レストランなどの公共の場での喫煙を禁止しました。
違反金徴収区域、野外喫煙禁止区域などを指定し、喫煙者のために禁煙施設外のスペースに別途喫煙場所を設置することができるようにしました。
しかし、日本では依然として飲食店や居酒屋でも食事をしながら室内でたばこを吸うことが多いです。
韓国人旅行者が日本を訪れた際に戸惑う最大の部分でもあります。たばこの匂いのために食事中に不快な気分を感じることもあります。
一方、韓国は2015年から公共の場での喫煙を禁止しています。建物全体や街全体が禁煙区域に指定されることもありました。
② 広く広がっているギャンブル、アダルト雑誌
日本の街では、パチンコをよく見ることができます。日本旅行中に一度はおもしろがってパチンコをしたことがあるかもしれません。
韓国を含め国際的な基準ではギャンブルに分類されますが、日本では大人の娯楽として分類されます。国民ギャンブル機とも呼ばれます。
パチンコは、ボールを的に当てるピンボールと数字や形を合わせるスロットマシンを組み合わせた形です。
日本の街では、パチンコをすることができる場所が非常に多くあります。常に人が賑わっている光景を見ることができますが、
日本の現行法上、一時的な娯楽を目的としたギャンブルは罰せられないよう規定されているため、パチンコも違法ではありません。
日本の法律上、パチンコ店の営業時間は原則として24時までであり、その時間内で各都道府県によって営業が可能です。
日本のコンビニでは、書籍販売コーナーがあります。ここでは刺激的な表紙のアダルト雑誌が堂々と販売されています。
子供たちもよく訪れるコンビニで販売されているアダルト雑誌は驚きます。
こうした光景は、日本のオープンな性文化を垣間見ることができます。しかし、日本でもアダルト雑誌は減少しています。
2019年、1位のコンビニチェーンセブンイレブンと3位のローソンは、全国の店舗でアダルト雑誌の販売を中止すると発表しました。
流通大手イオンは、系列のミニストップを含むグループ全体で約7,000店舗でアダルト雑誌の販売を中止しました。
業界では、家族単位や女性、青少年のお客様に対する配慮として、販売中止の理由を述べています。
また、東京オリンピック・パラリンピックなど国際的なイベントを控えてイメージを改善する目的もありました。
アダルト雑誌の売上減少も影響しました。日本でも一貫してアダルト雑誌の販売に反対する声がありました。
③ すべての犯罪者の身元公開
日本では、すべての犯罪者の顔と身元を公開しています。犯罪事件報道では実名報道を原則としています。
日本では警察ではなく、報道機関が実名報道と匿名報道のいずれかを選択できます。
ただし、精神障害者が犯した犯罪と判明した場合にのみ匿名報道を行っています。
日本は精神疾患による犯罪を罰則対象とは見なさないため、無罪判決を受けることがあるからです。
韓国でも犯罪者の身元公開が徐々に行われ始めましたが、義務ではありません。
日本の報道では犯罪者の顔をクローズアップして公開しています。被疑者の身元を公開することで犯罪被害の予防や再発防止効果を得ることができると考えています。
日本では顔から名前まですべて公開しています。日本では重大犯罪事件が発生した場合、被疑者が未成年でない限り、身元をすべて公開することが原則です。