
毎日少量の食事を続けるよりも、「4:3間欠的断食」の方が体重減少に効果的であることが、最新の研究で明らかになった。4:3間欠的断食とは、週4日は通常通りの食事をとり、残りの3日は摂取カロリーを大幅に減らす方法だ。
1日(現地時間)、米コロラド大学のダニエル・オステンドルフ博士が率いる研究チームは、米国内科学会ジャーナルの内科学会報に、過体重または肥満の成人165人を対象に1年間実施した無作為臨床試験の結果を発表。この研究で、4:3間欠的断食が毎日のカロリー制限よりも体重減少効果が高いことが確認された。
研究チームは、過体重または肥満の成人165人を無作為に「4:3間欠的断食群」(84人)と「毎日のカロリー制限群」(81人)に分け、12か月間の体重減少効果を比較した。
4:3間欠的断食群には、週3日(連続しない日)、1日の摂取カロリーを80%制限し、残りの4日は制限なしで食事をとらせた。一方、毎日のカロリー制限群には1日のエネルギー摂取量を35%減らし、週間の総摂取カロリーが4:3間欠的断食群と同等になるよう調整した。
その結果、12か月後の平均体重減少率は、4:3間欠的断食群が7.6%であったのに対し、毎日のカロリー制限群は5%にとどまった。また、体重が5%以上減少した参加者の割合は、4:3間欠的断食群が58%、毎日のカロリー制限群は47%であった。
さらに、4:3間欠的断食群では、収縮期血圧や総コレステロール、低密度リポタンパク質(LDL)コレステロール、空腹時血糖値など、心血管代謝の健康指標がより大きく改善されたという。研究チームは「4:3間欠的断食は、毎日のカロリー計算や食事制限の負担を軽減し、継続しやすい方法だ」とし、「エビデンスに基づく効果的な体重管理戦略として活用できる可能性がある」と述べた。