60代の男性がマッサージ店で指圧を受けている最中に死亡した。
3日、警察と消防当局によると、前日の夜10時48分頃、韓国の忠南・西山市内のマッサージ店から「客の呼吸が不規則だ。心臓発作が起きたようだ」という通報があった。
消防隊が到着した時、A氏は心停止状態だった。救急隊員が心肺蘇生法を施し病院へ搬送したが、その後死亡が確認された。
警察の調査の結果、犯罪の容疑など特記すべき事項はなかった。
警察は、A氏の遺体を解剖するよう国立科学捜査研究所に依頼した。

突然襲う悲劇「心臓発作」知っておくと役立つ前兆症状
心臓発作は生命を脅かす深刻な事態だが、その前兆症状は見逃されやすい。胸痛や息切れなどはよく知られている警告サインだが、他にも気付きにくい症状が心臓病の前兆であることがある。
心臓病の専門家は、爪の変化、特に「ばち指」に注目する必要があると警告している。爪が厚くなり幅の広くなるこの現象は、酸素不足により爪組織の成長が促進されることで起こる。これは、心臓に血液と酸素が適切に供給されていないサインの可能性がある。また、目の虹彩周囲に灰色の輪ができる現象も、心臓病と関連している可能性がある。研究によると、40歳以上の約45%、60歳以上の70%にこの輪があり、高コレステロール値を示していることがあるという。
足のむくみも心臓病の重要なサインであり、心臓が体液を効果的に循環させられないことが原因で発生する。しかし、多くの人々はこの症状が心臓病と関連していることを認識していない。イギリスでは約200万人が心臓病と診断されており、高血圧患者は600万人に上る。

高血圧は心臓発作と脳卒中の主なリスク要因であり、適切な管理が必要だ。心臓病は心臓と血管に影響を与える様々な症状がある。動脈に脂肪が蓄積されると血液と酸素の流れが妨げられ、心臓発作を引き起こす可能性があり、胸痛、息切れ、不整脈、極度の疲労感などが心臓病の主な症状となる。
心臓病予防の最も重要な方法は、健康的な食生活と定期的な運動だ。高脂肪食品を控え、食物繊維が豊富な果物や野菜を十分に摂取することが効果的だ。1日の塩分摂取量を6g以下に抑え、飽和脂肪を避けることも重要だ。
また、運動することによって心臓病のリスクを最大35%まで低減できる。ウォーキング、サイクリング、水泳などが効果的だ。禁煙やアルコール摂取量を減らすことも心臓の健康に良い影響を与える。特に過度なアルコール摂取は、心臓病と脳卒中のリスクを急激に高めるということを肝に銘じるべきである。