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写真=ⓒTiktok/@seattlehumane
[ノートペット]捨てられたことを知っているかのように、子犬はすべてを諦めた悲しい表情を見せた。
先月27日(以下現地時間)、アメリカの時事週刊誌ニュースウィークは、11年間一緒に暮らした飼い主が出産した後、保護施設に捨てられることになった老犬のストーリーを紹介した。
米国ワシントン州キング郡ベルビューにある動物保護所シアトルヒューマン(seattlehumane)は27日、公式TikTokアカウントに「誰もが永遠の家に行くわけではありません」という文と共に一本の映像を掲載した。
@seattlehumane Not everyone goes home forever #adoptme #animalshelter #seattle #seniordog #shelterdog #foryou #dogsoftiktok #adoptdontshop ♬ My Love Mine All Mine – My Love Mine All Mine -. ミツキ
公開された映像には、11年間家族の愛犬として過ごした後、突然保護施設に入所することになった老犬「プリティガール(Pretty Girl)」の姿が収められている。
保護所の職員に抱かれているプリティガール。自分が捨てられたことを知っているのか、悲しそうな表情をしている。 諦めたような虚ろな眼差しが切なさを感じさせる。
周囲から聞こえてくる他の子犬の鳴き声に驚いたプリティガールは、頼れる唯一の人である保護施設の職員の顔を舐めたり、抱きしめたりしている。
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報道によると、プリティガールはある家族の愛犬として11年という時間を過ごした。 しかし、最近、プリティガールの保護者が赤ちゃんを出産したことで、彼の運命は一瞬にして変わってしまった。
11年間プリティガールと一緒にいた前の飼い主は、「プリティガールは音に敏感なので、赤ちゃんの泣き声が彼にストレスを与える」という理由で、プリティガールを手放した。
保護所側は映像を通じて、「保護所がより静かなわけではありません。プリティガールはただ平和、静けさと愛、そして自分を抱きしめてくれる家族を探しているだけだ」と伝えた。
この映像は社会関係網サービス(SNS)を通じて急速に広がっていった。 そして先月29日、保護所はTikTokを通じてプリティガールが養子縁組されたというニュースを伝えた。
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保護施設から追加で公開された映像の中で、プリティガールは家族となった老齢の女性と一緒に家に帰る様子が映し出された。
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映像を見たネットユーザーたちは「11年も一緒に過ごした家族を捨てるなんて…今にでも本当の家族に会えて本当に良かった」、 「プリティガールが今、優しいおばあちゃんの腕の中で愛されて生きることができるようになったので安心です」、「きっと家族だったはずの老犬を捨てた非情な人々…そして捨てられた老犬を新たに抱きしめてくれた暖かい人. 私たちは何かを感じなければならない」などの反応を見せた。