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2024年11月06日水曜日
ホームライフスタイル「ここが中国か」タイ旅行に行ったら、中国人警官がいっぱい

「ここが中国か」タイ旅行に行ったら、中国人警官がいっぱい

①タイの主要都市に中国警察の配置

태국
出典xinhuathai

タイ政府が主要観光都市に中国警察を配置することにした。
旅行に来た中国人観光客を安心させ、より多くの観光客を誘致するということだ。
タイは観光産業が国内総生産の20%を占めている。

その中で中国人観光客が外国人観光客の割合を占めている。

その中でも中国人観光客は外国人観光客の中で最も大きな割合を占めている。
コロナ19以前である2019年の外国人観光客約4000万人のうち、中国人が1100万人だった。
外国人観光客全体の25%以上を占めている。

中国中国文化観光産業研究院が発表した「2023年上半期海外旅行ビッグデータ報告書」によると、中国人はマカオ、香港に続いてタイを多く訪れた。
現在、タイは観光産業の回復のために中国人観光客の誘致に積極的に取り組んでいる。

태국
出典 : kapook

13日、タイのタパニ・キヤパイブーン観光庁長は、セタ・タウィシン首相との会談後に開かれた記者会見で、「主要観光都市のパトロールに中国警察を参加させることにした」と述べた。
タイを訪れる外国人観光客の安全に対する懸念を払拭し、より良いサービスを提供するための対策を議論する会議が終わった直後に発表した内容だ。

タバニー観光局長は、「中国警察を配置することは、タイが安全対策を強化していることを中国人観光客に示すことができるため必要だ」と述べ、
さらに「自国の警察がタイが安全な場所であることを確認すれば、中国人観光客の信頼が高まるだろう」と述べた。

このような決定は、先月4日にバンコク中心街にあるショッピングモール「サイアムパラゴン」で発生した14歳の少年の無差別銃乱射事件が原因だ。
当時、中国国籍の観光客1人が死亡した。
この事件により、中国人観光客のタイへの流入が鈍化した。

政府は、中国人観光客のタイへの流入を抑制している。

政府は中国人観光客の流入を再び活性化するために、中国警察の配備を積極的に支援することを明らかにした。
今月15日、駐タイ中国大使館と中国警察の派遣について協議する予定だ。

태국
出典 : workpointtoday

タイに中国警察が配置されるというニュースが伝わり、タイ人の反発が続いている。
タイ人は「主権侵害」に発展することを懸念する声を上げている。
このような論争が続くと、政府は「中国警察の配置はタイ警察が提案したアイデアであり、主権侵害とは無関係である」と明らかにした。
また、「中国警察が観光地でタイ警察と一緒に巡察するという内容は間違っている」とし、「タイを訪れる中国人観光客が自国の犯罪者の標的になることを恐れている。中国警察はタイ国内の中国人犯罪者に対する情報を提供し、支援する予定だ」と付け加えた。

政府は、安全のためだけに中国警察を配置することを改めて強調した。
現地のネットユーザーは、「ただパトロールのためなら、他の国の警察を連れてくるのはさらに理解できない。タイ警察の役割は何なのか」、「タイの領土で中国警察がなぜパトロールするのか」、「タイが海外の中国の反体制派をターゲットにする秘密の作戦拠点になるのではないかと心配だ」などの反応を見せた。

タイ王立警察庁長官は、タイに中国警察を配置することを許可してはならないと懸念を表明した。
これはタイの主権を侵害する行為であり、タイ警察は市民と観光客の安全を守るのに十分な能力を持っていると述べた。
しかし、他の政府関係者は中国警察の配置について肯定的な立場を示した。

③ イタリア警察との合同パトロールも

出典 : repubblica

中国はイタリアで現地警察と合同パトロールを行ったこともある。
2015年にイタリア政府は中国当局と合同パトロールに関する協定を締結した。
2016年5月から2019年まで中国人観光客が集まる主要観光地で合同パトロールを行った。

イタリア政府は、年間300万人に達する中国人観光客の安全と有事の際の支援のため、2週間、中国警察と合同パトロールを実施した。
中国は警察4人をローマとミラノに派遣し、中国警察は中国人観光客とイタリア警察との交流に便宜を提供した。
2018年、2019年には中国警察10人がイタリア警察と3週間合同パトロールを実施した。

出典 : rollingstone

イタリア警察は、中国の上海、重慶でも合同パトロールを行っていた。
合同パトロールは、2020年初めにCOVID-19が発生したため中止された。

2022年12月、イタリアは中国警察と2016年から実施していた合同巡察を終了すると発表した。
合同パトロールが中国警察のイタリア国内での秘密警察の設立に関連しているとの暴露があり、合同巡察を終了した。
セーフガードディフェンダーズは、中国当局が駐在国の承認なしに世界31カ国に合計54の警察署を秘密裏に開設し、運営してきたという報告書を発表した。

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