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2024年11月16日土曜日
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「緑内障患者、お酒をやめると失明リスク37%減少」(韓国国内研究結果)

緑内障患者は、飲酒をしないことが目の健康をサポートするのに良いということが分かった。

緑内障患者がお酒をやめると失明リスクを37%ほど下げることができるという韓国国内の研究結果が出た。

参考資料写真 / Guitarfoto-shutterstock.com

聯合ニュースの報道によると、ソウル大病院のキム・ヨングク教授とソウル大医科大学のユン・ヒョンジン教授、済州大病院のハ・ナル教授の共同研究チームが近日このような事実を明らかにした。

研究チームは、国民健康保険公団のデータを基に2010~2011年に緑内障と診断された1万3643人の飲酒習慣の変化と失明リスク度を2020年まで追跡し分析した。

研究チームは、飲酒習慣の変化が緑内障に及ぼす影響を調べるため、対象者1万3643人を診断後、継続的にお酒を飲んだグループ1万7777人と禁酒したグループ2866人に分けて分析を行なった。

分析結果、禁酒した患者は緑内障診断後、飲酒を続けた患者に比べて失明するリスクが37%低いことが分かった。

お酒を飲む頻度も失明に影響を及ぼすということが明らかとなった。

研究チームは禁酒者と比較して週に4回以上お酒を飲む高頻度飲酒者は、失明リスクが2.5倍に達するという調査をした。

この研究結果と関連し、キム・ヨングク教授は「緑内障患者はお酒を飲む量を減らしたり、あるいは禁酒するなど生活習慣を改善しなければならない」と強調した。

また、「生活習慣の矯正が慢性疾患を克服するのに効果的だということを証明した研究結果である」と明らかにした。

緑内障は、過度に高い眼圧などで視神経が損傷し、視野がどんどん狭くなる進行性視神経疾患で、主な失明の原因の一つである。緑内障は治癒方法がなく、眼圧を下げる薬で悪化の速度を遅くするのみである。

この研究結果は、米国医師協会が発行する学術誌「JAMAネットワークオープン」最新号に掲載された。


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