「札幌飽きた」…本格的な雪景色を満喫できるけど、まだあまり知られていない日本旅行地とは？

① 白川郷

札幌は冬になるとさらに人気を集める日本の旅行地である。
一面が真っ白な雪に覆われ、まるで冬の王国にいるかのような気分を味わうことができるだろう。
札幌は冬の代表的な人気旅行地であり、冬になると航空券の値段が高騰するという。

北海道、本州、四国、九州地域は雪がたくさん降ることで有名な地域であり、札幌以外にも冬の雪景色を満喫できる場所はたくさんあるのだ。
韓国人旅行者にとってはまだ札幌が最も有名な冬の旅行先だといわれているが、他の地域を旅行するのも冬の楽しみ方だといえるだろう。

白川郷は中部地方の名古屋市近郊にある地域である。
ここは日本でも代表的な豪雪地帯で、2～3mの高さの雪が積もるという。
白川郷は1995年に町全体がユネスコ文化遺産に登録された。
合掌造りの伝統的な家屋が立ち並ぶ町で、昔ながらの日本の姿を垣間見ることのできる場所である。

この場所は急勾配の屋根を持つ昔ながらの家屋が目を引く。
小木町城の展望台からは、密集している59軒の家を一望することができ、築300年もの伝統的な家屋は今もそのままの姿で保存されているという。

雪が降り積もった冬の町並みはとても美しく、合掌造りの町をパノラマ式に眺めることができる。
1、2月は一面真っ白になった町並みから、屋根だけが白く輝いている風景を楽しむことができるのだ。

白川郷へ行くには、高山駅から直通バスで約50分程かかる。
名古屋駅からだと、バスで約3時間程かかるという。
バスを利用する際には、事前予約が必要となっている。

② 青森温泉旅行

青森は本州の最北端にある。
本格的な雪国旅行が楽しめる場所で、比較的旅行者が多い北海道に比べると物価も安いため、日本国内でも青森の冬旅行は大きな人気を集めている。

青森には温泉が多く、大小さまざまな温泉を訪れることで寒さを忘れることができるだろう。
温泉付きの旅館やホテルに泊まり、本格的な冬の旅を楽しむのもおすすめである。
青森には多くの伝統的な旅館があり、旅情を感じることができるのだ。

青森の冬の代表的な観光スポットは八甲田山の雪景色である。八甲田山は日本100名山として知られている。
十和田八幡平国立公園にある八甲田ロープウェイは、八甲田山の景色を眺めるのに最適だ。
一年中運行しており、秋と冬に最も人気を集めている。
11月下旬から5月中旬まではスキーも楽しむことができ、八甲田山は日本で唯一の山岳スキー場なのだ。

冬の青森旅行を計画している人は、冬の魅力を存分に味わえるよう余裕のある旅をおすすめする。
青森に訪れるには、東京羽田空港から国内線を利用しアクセスすることができる。

③京都トロッコ列車

嵐山は京都で最も有名な観光スポットの一つであり、京都西部の市街地から約30分の距離に位置している。
韓国人旅行者には竹林がある場所として知られていて、綺麗な風景を眺めることのできる有名な地域である。
嵐山の嵯峨野トロッコ列車は、冬になると国内からもたくさん訪れるほど多くの人々に愛されている旅行先である。

嵯峨野トロッコ列車は、土木工事用のトラック列車が走っていた線路を利用したものだ。
元々は貨物を運ぶ小型列車だったが、現在はほとんどが観光列車として運行しているという。
列車の中で嵐山の情緒を感じることができ、ロマンチックな冬の旅におすすめである。

保津川沿いに線路が敷かれ、息をのむような崖の上を走る。
そのため、よりダイナミックな風景を楽しむことができ、冬の旅行地としても愛されている。
トロッコ列車は、年間約100万人が訪れるほど国内で人気な場所なのだ。

列車はオープンタイプの客車「リッチ号」を備えていて、木製の椅子はまるで昔の電車に乗っているかのような気分を味わわせる。
リッチ号に乗るためには、先着順の予約が必要となっている。
トロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで約25分かかるという。

途中、トロッコ嵐山駅とトロッコ保津峡駅で乗り降りすることもできる。
トロッコ保津峡駅は保津峡自然公園に指定されており、自然景観に優れた場所だ。

トロッコ列車の始発・終着駅はトロッコ嵯峨駅である。
京都駅から出発する場合は、JR嵯峨野線に乗ってJR嵯峨嵐山駅で降りる。
京都旅行の際に訪れるべき日本の冬の旅行コースとしておすすめである。