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① 日本に行って入国拒否されたエピソード
日本入国時にビーフジャーキーを持ち込んだ韓国人が永久入国禁止の危機に陥ったエピソードが話題になっている。
あるオンラインコミュニティに「日本の空港での抑留について質問です」というタイトルの投稿が掲載された。
投稿者は日本に到着し入国審査まで通過したが、税関でビーフジャーキーを持ち込もうとしたことが発覚したという。
税関職員に、開封していないビーフジャーキーをなぜ持ってきたのかと問い詰められたと語った。
日本の国内法により持ち込みが禁止されていると言い、なぜ税関申告時に肉類の持ち込みについて申告しなかったのかとも聞かれたという。
投稿者はトランクにビーフジャーキーが入っていることを忘れていたと説明したが、税関職員がトランクと靴、下着まで検査し始めたと話した。
その後、別の職員が来ては韓国に戻らなければならないかもしれないという内容を説明されたという。
彼は誤ってビーフジャーキーを持ってきただけなのにこのような処遇を受けるのは不当だと主張したが、取り調べ室に連れて行かれたのだ。
投稿内容を作成していた当時、待機するよう言われたまま2時間の間取り調べ室に閉じ込められていたという。
投稿者は駐日韓国大使館に電話し状況を説明したが、何もしてあげられないと言われたと明かした。
結局、入国さえも拒否されたという。
税関職員に、入国した場合警察の調査対象者になってしまうため韓国に帰るよう説明されたのだ。
書類を渡され署名するように言われたが、登校者は最後まで署名せず、その後パスポートに何かのスタンプを押されたと話した。
また、パスポートは最後まで返してくれなかったという内容も付け加えた。
当投稿内容が話題となり、ネットユーザーたちは様々な反応を見せた。
ネットユーザーたちは「パスポートに何かのスタンプを押されたと言っているが、あれは永久入国禁止という内容」、「韓国はアフリカ豚熱で大騒ぎになった国だから…検疫所が設けられている理由だ」、「スパムも全部奪われる」、「ビーフジャーキーも捨てず、職員の指示にも何度も従わないなんて、どんな自信の持ち主?」などのコメントを残した。
②ビーフジャーキー、ソーセージ、餃子などの加工品にも注意
ほとんどの国では、入国時に農産物などの持ち込みを厳しく禁止している。
肉類を持ち込む場合、アフリカ豚熱、鳥インフルエンザなどの拡散の危険性があるからだ。
果物や米などの穀物を持ち込む際は昆虫が流入してしまう可能性もある。
日本は肉類と肉加工品、殻を含む卵、乳製品などの持ち込みを禁止している。
畜産物を違法的に持ち込むと、約3年以下の懲役または約2,700万ウォンの罰金が科せられる。
生肉はもちろん、ビーフジャーキー、ソーセージ、ハム、餃子などの加工品を含むすべての肉製品の市販品および自家製は、日本へ持ち込むことができないのだ。
他の国も同様に肉類の持ち込みについて厳格である。
特に台湾は肉と肉加工品の持ち込みを徹底して禁止している。機内への持ち込みもできない。
ある韓国人がバッグにソーセージが入っていることを知らずに台湾を訪れ、空港で約200万ウォンの罰金を科されたという話も話題になったことがある。
③ アフリカ豚熱の感染の可能性
2019年に中国、ベトナムから韓国に入国した旅行者が携行した畜産物からアフリカ豚熱の遺伝子が確認された。
中国人2人とベトナムを旅行してきた韓国人2人が国内に持ち込んだ後、検疫過程で自発的に申告したものである。
豚肉加工品から中国で発生したウイルスの遺伝子型と同じ型のウイルスが確認されたのだ。
空港検疫を強化したが、旅行者が持ち込んだソーセージやビーフジャーキー、スープの中に含まれている肉などが摘発された。
押収された加工品は別途に保管後、週に1回焼却しているという。
2019年の疑わしい畜産物211件を分析したところ、16件からアフリカ豚熱のウイルス遺伝子が検出された。
このように、未開封の肉加工品によっても深刻な事態が起こる可能性があるのだ。
最近、台湾にて中国からの搭乗客が持ち込んだ豚肉製品から致死率100%に達するアフリカ豚熱の変異ウイルスが発見された。
台湾農業部獣医研究所は、当肉製品から2018年から流行した第2遺伝子型アフリカ豚熱ウイルスと変異した新型遺伝子組換えウイルスなど2種類のウイルスが検出されたと発表した。
変異ウイルスには高度な感染性があるということが明らかになったと説明した。
台湾のメディアは、4月から中国北部でアフリカ豚熱が発生し始め、中部と南部に広がっていると報道した。
アフリカ豚熱はウイルス性第1種家畜伝染病で、致死率は100%に達するという。
現在、予防ワクチンは開発されていない状態だ。
韓国に入国する際も動植物と畜産物の持ち込みは厳格に禁止されており、持ち込み未申告品が摘発された場合には最大500万ウォンに達する罰金が課せられる。