朝食直後の歯磨きは避けるべき
歯のエナメル質が損傷すると、虫歯が発生しやすく
1時間経ってから歯磨きをするのが望ましい
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イギリスの歯科医師が歯磨きを控えるべきのタイミングについてアドバイスした。
10日(現地時間)、オンラインメディア「Sanook」によると、イギリスのある歯科医師が朝食後すぐ歯磨きを避けるべき理由を伝えた。
彼女は「不適切なタイミングに歯磨きをすると、歯の状態をさらに悪化させる」とし、「朝食後は、少なくとも1時間待ってから歯磨きをするのが良い」と述べた。
さらに、「食事で摂った糖分を分解する過程で酸が生成されるため、歯に摩擦をかけたりすると、歯の表面にあるエナメル質が溶けてしまう。それが虫歯を発生させる原因になる」と説明した。
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イギリスの医療サービス「NHS」によると、虫歯の主な原因は甘い食べ物と飲み物だという。
虫歯の進行は、一般的にプラークと呼ばれる粘り気のあるバクテリアの蓄積から始まる。
さらに、極端に熱いまたは冷たい食べ物やデザートは、激しい痛みを引き起こす。
歯磨きのタイミングを知るだけでなく、虫歯の原因となる食べ物を避けるよう注意することも重要である。