ダイエットで悩んでいる人なら誰でも短期間で体重を落としたいと思うだろう。そのためには、この「3つのこと」を必ず守らなければならない。
人々は短い期間で体重を落としたいと思っている。そして、そのために極端なダイエットを試みる。しかし、一気に体重を落とした人々のほとんどは2~3年以内にリバウンドし、体重がさらに増えることになる。
このように体重を落とすためには、多くの時間と努力が必要だ。それでも少しでも健康的に、早くダイエットを成功させたいのなら、必ず守らなければならない3つが存在する。
ウ・チャンユン内科専門医はYouTube チャンネル 「ドクターフレンズ」の「食欲抑制と短期間での体重減少のために必ず知っておくべき3つのこと!」に出演し、ダイエット時に必ず守るべき3つのことについて語った。
ウ専門医はまず、極端なダイエットがリバウンドを引き起こす理由について説明した。一般的に推奨される体重減少は1週間に500g~1kgで、1ヶ月には2~4kg程度だ。
しかし、同じ期間でさらに多くの体重を落とそうと絶食や断食をすると、筋肉量が減少し基礎代謝量が下がるため、体が消費するエネルギーは減少するが、食べ物への渇望は非常に高まる。結局、我々の意志はさらに弱くなり、過食につながり体重がさらに増える。
それならば、少しでも早く体重を落としたいという気持ちは欲張りなのだろうか。ウ専門医は、健康を保ちながら比較的早く減量することができる方法はあると説明した。
一つ目は、糖質を断つことだ。
通常、大幅に体重を落とすと極度の空腹感を感じるようになるが、このとき糖質を摂取すると血糖反応が起こり体内の血糖値が急激に上昇し、急激に下がる。
そして、さらに多くの空腹感が押し寄せてくる。すでに食欲に対する欲求が高まっているときに糖質が重なると、空腹感がさらに強まる。したがって、我々の意志で食欲をコントロールするためには、糖質を断つことが良い。
二つ目は、複合炭水化物を必須的に摂取することだ。
先に述べたダイエット中の食欲は完全に我慢するのではなく、適度にコントロールすることで健康的なダイエットを続けることができる。
複合炭水化物は体内に入ると満腹感が大きく、ある程度血糖値を安定させることができる。逆に炭水化物を摂らないとエネルギーも出ず、食べ物への渇望も大きくなり筋肉もうまくつくられない。
最後に、定期的な高強度の運動だ。
軽い散歩や水遊びなどの中低強度の運動は、我々の食欲を刺激する。しかし、筋力トレーニングなどの高強度の運動を行うと、食欲どころか、何も食べたくなくなる。
その理由は、高強度の運動を行うときに出るホルモンにある。高強度の運動は、生命の危機を感じる状況と似た体の状態を作り出す。
生命の危機を感じて体は緊張状態に入り、消化器系への血流が最小限に抑えられて筋肉に多くの血が集まるため、食欲がなくなるのだ。このような高強度の運動は10分以上行うだけでも食欲抑制になり、筋肉の損失を防ぐのにも役立つ。