山に「犬の顔」が…たった1枚の写真で観光地となった「この場所」
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中国湖北(コホク)省の長江沿いで、偶然にも犬の頭の形をした山がSNSで爆発的な人気を集め、新たな観光名所として注目を浴びている。何の変哲もなかった山がたった1枚の写真で観光名所へと一変した。
25日、「AP通信」によると、上海在住のデザイナーのグォ・チンサン氏は先月20日、故郷である湖北省宜昌を訪れ、ハイキング中に特徴的な形の山を発見した。
写真を確認する過程で、彼は長江のほとりに犬の頭の形をした山があることに気付いた。
まるで犬が川辺に頭を置き、鼻を水面につけているかのような姿だった。グォ氏は「犬の姿勢がまるで水を飲んだり、魚を眺めているかのように見えた」と説明した。
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この写真は約1か月後の今月14日、バレンタインデーに「犬山」というキャプションとともに、中国版Instagram「小紅書」に投稿され、わずか10日で12万件の「いいね」を獲得した。微博(ウェイボー)では、「犬山」を意味する中国語「小狗山(シャオゴウシャン)」というハッシュタグが数百万回の閲覧数を記録し、話題を呼んだ。
その後、SNS上では自分のペットと犬山を比較する写真が続々と投稿された。多くの人々が実際に宜昌市にある展望台を訪れ、山の見学に訪れた。中にはペットを連れて訪れ、一緒に写真を撮る光景も見られた。また、過去に撮影した犬山の写真を共有する人も増えた。大半の人は写真の中の山が犬のように見えることに気付いていなかったと語った。一部のネットユーザーは時間の経過とともに山の形状がどのように変化したかを議論する場面も見られた。
宜昌のある住民は2021年に同じ場所で撮影した写真を投稿し、「ネットで犬山の写真を見て場所を探していたら、以前にこの場所を訪れたことがあると気付いた」と述べた。
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