ホンダの高級ブランド「アキュラ」
新型コンパクトSUVの発売を予告
ADXのティザー画像を公開
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ホンダの高級ブランド、アキュラが新型SUV「ADX」のティザー画像を公開した。「ADX」はアキュラの新型エントリーモデルSUVで、同ブランドの主力SUVであるMDXとRDXの系譜を継ぐ戦略的モデルとなる。公開されたティザー画像からは、RDXとMDXのデザイン要素を踏襲していることがうかがえる。
さらに、アキュラはADXにスポーティグレードのA-Specを設定すると発表。A-Specは、スポーティな外観と内装デザインを特徴とし、大径ホイールやアグレッシブなボディパネル、アルカンターラ仕様のシートなどを採用している。
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コンパクトながら上質な室内空間
随所に高級素材を採用
ADXの室内空間は、コンパクトながら高級感を追求。随所に採用された素材にも上質感が漂う。パノラマサンルーフを標準装備し、開放的な空間を演出。主要装備として、フロントシートベンチレーションやBang & Olufsenサウンドシステムの採用が明らかになった。
シートは明るい色調をベースに、青いラインがアクセントとなっており、シートベルトは高さ調整機構付き。フロントシート間のアームレストもシートと同素材で仕上げられ、ダッシュボードには小石のような質感の素材を採用している。
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インテグラと同一パワーユニットを搭載か
詳細スペックは未発表
パワートレインに関する公式発表はまだないものの、インテグラと同一のエンジン・ミッションの採用が有力視されている。インテグラは標準で1.5リッターターボエンジンを搭載し、最高出力200馬力を発生。上級グレードには2.0リッターターボエンジンを搭載し、最高出力320馬力を誇る。
インテグラのA-Specグレードではテクノロジーパッケージ選択時にMTの設定があるが、ADXでのMT設定は未定。なお、ADXにはCVTと前輪駆動または4WDシステムが採用される見込みだ。
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ホンダHR-Vと同等の車格に
今秋北米でデビューへ
各メディアの報道によると、ADXはホンダHR-Vをベースに全長4,567mm、ホイールベース2,654mmの車格で登場する見通し。主要市場の米国での本格展開を見据え、アキュラブランドの裾野拡大と高級SUVラインナップの充実が期待される。
新型ADXは今秋、北米市場でお披露目される予定だが、日本導入の計画は明らかになっていない。価格は2万ドル(約304万円)台半ばからと予想され、リンカーン・コルセア、キャデラック・XT4、ボルボXC40など、同クラスの高級SUVと競合することになりそうだ。