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2024年12月16日月曜日
ホームモビリティーなぜ今、アジアで日本車が売れなくなったのか?中国EVの躍進と韓国車の革新から見える日本車の「致命的な弱点」

なぜ今、アジアで日本車が売れなくなったのか?中国EVの躍進と韓国車の革新から見える日本車の「致命的な弱点」

日本車のシェアが低下する一方

中国EVが急成長

日本車メーカーの危機と韓国車の現状を分析

引用:ニュース1

日本の自動車メーカーの衰退が深刻化している。かつて日本車といえば無条件に信頼を得ていたが、今はその様相が一変している。自動車業界で最も信頼される存在だった日本のメーカーが、中国の電気自動車(EV)メーカーの台頭により、苦戦を強いられているのだ。

米メディアのブルームバーグによると、2019年から2024年にかけて日本の自動車メーカーは、中国や東南アジアなどの主要市場で他社と比べシェアの落ち込みが顕著だという。特に東南アジアでは、かつて日本車が圧倒的な人気を誇り市場を席巻していたが、今やその状況は様変わりしている。

引用:ニュース1
引用:トヨタ

日本の自動車メーカー

東南アジアでのシェアは著しく下降傾向に

2019年までは、インドネシアの自動車市場はほぼ日本車が独占していた。しかし現在、中国車のシェアが着実に拡大している。シンガポールでも日本車のシェアが約18%減少し、中国車は9%、インドネシアでは6%のシェア減少が見られる。長年日本の自動車メーカーを支えてきた東南アジア市場、特にトヨタは、タイとインドネシアに生産拠点を構え、大排気量のガソリン車を供給してきた。

確かに、全体の数字を見れば日本車メーカーのシェアはまだ優位に立っている。しかし、この下降傾向が続けば、いずれ中国メーカーに追い抜かれる可能性も否定できない。かつて強固だった日本車のシェアが、なぜここまで変化したのか。専門家らは、日本メーカーのEVシフトへの対応の遅れを指摘している。

引用:新華社通信
引用:ニュース1

EVシフトへの対応に遅れをとる間

中国EVメーカーの躍進

実際、日本の自動車メーカーはハイブリッド技術の先駆者である。そのため、EVよりもハイブリッド車に注力してきた事実は否めない。一方で、中国はEVのバッテリー技術やスマートソフトウェア開発に積極的な投資を行っている。さらに、有名自動車メーカーからデザイナーなどを引き抜き、消費者の心を掴む魅力的な車を生み出している。

世界一の自動車メーカーを目指し努力を重ねてきた中国。その結果なのか、中国EVのシェアは日々上昇の一途をたどっている。危機感を募らせた日本の自動車メーカーは、技術革新や新たな市場戦略で中国EVに対抗しているが、急速に変化する自動車市場で後れを取っているという印象は拭えない。日本の自動車メーカーの今後の展開が注目される。

引用:reddit
引用:ニュース1

韓国の自動車メーカーは?

欧米市場で好調

では、韓国の自動車メーカーの状況はどうだろうか。現代自動車と起亜は、EVシフトのスピードや革新的な技術において、日本車メーカーを明らかに上回っている。現代自動車は欧米市場でアイオニック5、アイオニック6が成功を収めていて、海外の権威ある自動車賞を受賞し、技術力を証明すると同時にブランド認知度も高めてきた。起亜もEV6で高評価を得ている。最近では大型電気自動車EV9で世界の注目を集めている。

EV市場で圧倒的な成長を見せる中国と比較しても、韓国はまだ健闘していると言えるだろう。しかし、現状に甘んじてはいられない。中国の成長スピードが非常に速いからだ。2025年には中国の大手自動車メーカーBYDが韓国市場に参入する予定だ。韓国の自動車メーカーが中国の急成長にどう対応していくのか、今後の展開が注目される。

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18 コメント

  1. なるほど!バッテリー問題は解決したんですかね?マンションが炎上していたようですが。
    世界のEV販売では前年比でマイナスを記録してる所もあると聞いていたのですが、
    別の世界線の話だったのでしょうかねwwヨーロッパではVWやベンツなんかもじり貧ですね。
    特にワーゲンは皆さん検索してくださいね。相当やばいです。もしかしたらもしかします。
    技術論ではトヨタはEVの重要特許で世界2位だと認識してましたが、誤認でしょうか
    今、国内メーカーはEV売る気が無いですよ今のEVを積極的に売るのは不誠実なメーカーです
    全個体電池出てやっと中距離まで使い物になる程度・・・・
    いろいろ書きましたが書くのがめんどくさくなりました。まぁそうゆうことです。。。。

  2. 日本車には少しの心配もない。
    新興国車は歴史が浅いという弱点もある。
    少なくともあと10年はどういう経過をたどるか
    何も言えない。

  3. 韓国、中国は国が推進している。日本はメーカー任せ。これでは勝てるわけない。LINEしかり韓国のソフト、広告収入は莫大なものになる。
    日本は遅れている。ガラケーが良い例である。日本政府よ新札なんて開発している場合じゃないよ。

  4. 中国はEVの過剰生産、売行き不振でにっちもさっちもいかない状態。元々、技術的に見込みがないのに、例によって焦って先走るからこうなる。こうゆう記事信じる人、今時いるのか?

  5. BEVは一般的な100V(地域によっては120V)のコンセントからの充電10分程度で200キロ位は最低走れるようにならないと爆発的普及は難しいと思うが。スマホは急速充電でも30分掛かるって言うかも知れないけどモバイルバッテリィ有れば済む話。車版モバイルバッテリィが作られない限りこの問題は解決しない。どんな僻地でも短時間で充電出来る安心を供与出来ない限り完全なEVシフトは起こらない。

  6. トヨタは今のバッテリーでは重いし寿命も短いし安全性に乏しいので次世代のバッテリーにお金も時間も費やしています。造れないわけではないです。
    中国では電気自動車じゃないとかなりの間はナンバープレート自体が取得できません。税金も違います。
    それに中国や韓国の車は少しぶつけただけであっという間に火がまわって全焼し何人も無くなられています。
    どうしてそういうことは記事にしないのですか?

  7. カンナムだっけ。
    韓国目線の記事だね。
    日本はリチウムイオン電池の問題が解決しないと本格的にBEVはしないんじゃないだろうか。
    使用年数が10年超えるようなEVなんて出てこないしょ。

  8. 何年前の記事だ?
    中国や韓国のEV車って燃えるのが得意の車だったはず。
    そんな車誰が買っているのかな?
    葬儀屋かな?
    燃やす手間が省けるから。

  9. まだこの期に及んで、EVをよいしょしている場合?BYDに国内シェアを取られない様に
    韓国の現代や起亜等の国内自動車産業勢の衰退を止める為の虚言でしょう?
    東南アジアでは、ガソリン車でもハイブリッドでもBEVでも安ければ購入と言う思想
    なのでは?BEVの弱点がこれから分かるとまた、日本車に戻ってくるはず。
    根本的な、メンテナンス、バッテリーの短寿命等、知らされていないまま、補助金
    による安売りで販売数が伸びているだけと思う。EUもBEVへのシフトする時期を延ば
    したのがその証拠。燃料電池車、水素エンジン車、BEV、ハイブリッド車のそれぞれが
    強みを生かした市場で生き残ると考えるのが自然。

  10. 筆者は何を根拠に日本車が売れないといっているのか?
    中国でEVが売れたのは政府の補助金支給があったからだ。現在政府そのものが体制を維持できなくなり
    補助金支給を中止した。途端に販売台数が激減し中国EVメーカーは在庫の山を築いている。其の上中国製や韓国製の
    バッテリーが駐車中、走行中突然火を噴きだし国中のあちこちで炎上している。又、充電設備の数が不足し満充電まで
    5時間、6時間と待たされている。記者はこの事実に目をつむっても事実は変えられない。今やヨーロッパやアメリカも
    EVから撤退し初めている。このような事実があるのだから記者はフェーク記事の掲載を即止めるべきと考える。

  11. コメント欄を見てると、みなさんEV否定に必死ですね。将来的には車は自動運転に向かい、スマートカーとなっていくでしょう。
    必要な電力についても、再生可能エネルギーを主体となっていくと思います。その時こそ、自動運転等に親和性の高いEVの時代が来るのでしょう。
    要は、野球の試合で言えばまだ序盤戦に過ぎません。

  12. スマホや家電の時も、多くのコメントと同じことを言ってのんびり構えている間に追い越されてしまったんだよね。

  13. 現実の話として、日本メーカーはいくつもあるのに競争力のあるEVが作れてないのは事実だろうね。それと、トヨタが全方位のせいか、日本政府がEVか水素か投資をしぼり込むことが出来ずにいる。そのために他国のEVインフラ投資に比べて、日本はひどく遅れてしまっている。ところが、一方で全固体電池のパテントは日本メーカーが優位となっているのでややこしい。この新技術で日本メーカーが盛り返せないとジリ貧となるかもしれない。いずれにしろ、一部の中国メーカーの台頭は防ぐことは出来ないだろう。

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