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2025年01月02日木曜日
ホームモビリティー米IIHSが2024年の安全性能を発表!スバル フォレスターが最高評価を獲得、驚きの落選車種も

米IIHSが2024年の安全性能を発表!スバル フォレスターが最高評価を獲得、驚きの落選車種も

スバルのSUV「フォレスター」が

米IIHSから最高の安全評価を獲得

リリックとブロンコスポーツは認定されず

引用:Jarvis Subaru

米高速道路安全保険協会(IIHS)は2024年型モデル車両を対象とした安全性能評価の結果を発表し、19台が「トップセーフティピック(Top Safety Pick)」に選定されたことを明らかにした。受賞車両には電気自動車(EV)、ハイブリッド車、ガソリン車が含まれ、コンパクトカーからSUV、ピックアップトラックまで幅広い車種が選ばれた。

「トップセーフティピック」は小型オフセット前面衝突、中型オフセット前面衝突、そして新基準の側面衝突テストで全て「優」評価を獲得した車両に与えられる。さらに、全グレードのヘッドライト性能で「優」または「良」評価を受け、歩行者対応の衝突防止システムでも優れた性能を示す必要がある。

引用:PistonHeads
引用:J.D. Power

基本の「トップセーフティピック」

9車種が受賞

基本の「トップセーフティピック」に選定された車両はアウディSUV・Q8、フォード・F-150クルーキャブ、フォード・F-150エクステンデッドキャブ、インフィニティ・QX80、キア・K4、メルセデス・ベンツEクラス、日産・キックス、トヨタ・カローラセダン、トヨタ・クラウン シグニアの9車種となった。

IIHSは一部モデルが追加テストを受ける場合、上位の「トップセーフティピック プラス」に格上げされる可能性があると言及。特に新基準の中型オフセット前面衝突テストの結果が今後の車両評価に大きく影響すると見られる。

引用:Motor1.com
引用:The Border Mail

「トップセーフティピック プラス」

さらに10車種が上位認定

より厳しい基準の「トップセーフティピック プラス」では、フォード・マスタング マッハE、インフィニティ・QX60、マツダ・CX-70、マツダ・CX-70 PHEV、メルセデス・ベンツCクラス、メルセデス・ベンツGLC、リビアン・R1S、スバル・フォレスター、トヨタ・タンドラ クルーキャブ、ボルボ・XC90 プラグインハイブリッドの10車種が選ばれた。

これにより2024年型モデル基準で、IIHSの安全性評価認定車は計56台となった。特にEVとハイブリッド車の割合が年々増加しており、環境性能と安全性能の両立が進んでいることを示している。

引用:Motor1.com
引用:Auto Trader

キャデラック・リリックとフォード・ブロンコスポーツ

基準未達で選外に

IIHSはこの2モデルが一項目で基準を満たせなかったため認定から外れたと発表。キャデラック・リリックはヘッドライト評価で「不可」、フォード・ブロンコスポーツは新基準の側面衝突テストで「良」評価にとどまった。

この結果、両車種は「トップセーフティピック」に認定されなかった。ただし、各メーカーの改良により今後の評価が変わる可能性もある。

引用:Le Guide de l’auto
引用:Cars.com

製造時期で

異なる安全基準

IIHSは一部車両の安全性評価が製造時期により異なる可能性を強調。例えば、フォード・マスタング マッハEは2024年8月以降製造の車両のみが「トップセーフティピック プラス」の対象となる。

そのため、消費者は車両購入時にIIHSの安全性評価が適用されるグレードや製造時期を確認する必要がある。安全性はもちろん、最新の安全技術を搭載した車両を選ぶことが重要となる。

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