5.6 C
Tokyo
2025年01月30日木曜日
ホームモビリティーロールス・ロイス、究極のピックアップトラックを放つ? カリナンベースの衝撃レンダリングが話題に

ロールス・ロイス、究極のピックアップトラックを放つ? カリナンベースの衝撃レンダリングが話題に

ラグジュアリーの頂点、ロールス・ロイス

SUVカリナンで成功を収め

ピックアップトラックを発売したら?

引用:Instagram@rostislav_prokop

高級車市場には様々なブランドが存在するが、その頂点に立つのはやはりロールス・ロイスと言えるだろう。1世紀以上の歴史を誇るこのブランドは業界最高水準の静粛性と乗り心地、顧客の細かな要望を一つ一つ反映するカスタムメイドサービス「ビスポーク」で広く知られている。

セダンやクーペ、コンバーチブルを主力としていたロールス・ロイスは2018年に「カリナン」でSUV市場に参入し、新たな局面を迎えた。他の高級車、スーパーカーブランドと同様、カリナンは大成功を収め、全ラインナップの中で最高の販売実績を記録している。では、もしピックアップトラックモデルまで発売したらどのような印象になるだろうか。

引用:Instagram@rostislav_prokop
引用:Instagram@rostislav_prokop

独特な姿の仮想レンダリング

カリナンをベースにチューニングも

先日、自動車の仮想レンダリングを専門とするアーティスト「ロスティスラフ・プロコプ(Rostislav Prokop)」さんがロールス・ロイスのカリナンをベースに制作したピックアップトラックの想像図を公開した。この仮想のロールス・ロイス版ピックアップトラックはカリナンの主要なデザインの特徴とピックアップトラック特有のボディプロポーション、さらに広範囲に適用されたチューニングパーツが華やかに演出されている。

変形したDピラーと大幅に延長されたホイールベース、大型の荷台はピックアップトラックの要素だが、極端に低いスタンスが独特の違和感を生んでいる。ブラックとレッドのツートンカラーは他の要素にも統一して適用され、一体感を高めている。ブラックの大径ホイール、レッドの大型ブレーキキャリパーがその代表例だ。

引用:Instagram@rostislav_prokop
引用:Instagram@rostislav_prokop

オーバーフェンダーでボリューム感を増強

広々とした後部座席は諦めざるを得ない

側面は、延長されたホイールベースによってロールス・ロイス特有のスリムで堂々とした比率が際立っている。ドアハンドルやサイドスカート、レッドティントにもブラックでアクセントが加えられ、洗練された印象を与えている。Dピラーの緩やかな角度はピックアップトラックというよりもセダンのような印象を与える。

後部から見ると、通常のロールス・ロイスでは見られないボリューム感が際立つ。前後にオーバーフェンダーを追加し、トレッドを大幅に広げたことがその理由だ。荷台は優雅な外観と空力性能を重視してカバーが施されており、Dピラーのガーニッシュとは対照的に後部ガラスの角度はほぼ直角に近い。このため、2列目の居住性には限界があることが感じられる。

引用:Instagram@rostislav_prokop
引用:Instagram@rostislav_prokop

高性能を感じさせるマフラーチップ

現実に登場する可能性は?

ピックアップトラックらしく下方に開くと思われるテールゲートには、リップスポイラーが装着されている。その間にロールス・ロイスのエンブレムがかすかに見える。カスタムデザインが施されたバンパーの下には、カーボンファイバーのガーニッシュと大口径のツインマフラーチップが配置されており、丸く巻かれたクロームパイプも魅力的なポイントとなっている。

もちろん、ロールス・ロイスが実際にこの車を発売する可能性は低い。しかし、ロールス・ロイスや他の高級車ブランドをカスタムするチューナー、たとえばマンソリーやブラバスなどが手掛けるとすれば、大きな反響を呼ぶことは間違いないだろう。このレンダリングを見たネットユーザーたちは、「中東の大富豪の必需品だね」「ピックアップトラックなのに低すぎて走れる場所が限られそう」「Uターンが大変そう」「後部座席はあまり倒せなさそう」など、さまざまな反応を見せている。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください