プレミアムを超えて
ラグジュアリーカー市場へ
DSの新たな挑戦に注目が集まる
![](https://cdn.kangnamtimes.com/gangnamnews_jp/2025/02/05120140/489290_0.jpg)
フランスを代表するブランドDS。最近、同社は高級化戦略を本格的に強化し、新型セダンモデルを発表した。さらに、ベントレーやロールス・ロイスといったラグジュアリーカーブランドとしての地位確立を目指す意向を示した。DSのデザイン総括であるティエリー・メトローズ氏は「自動車業界のルイ・ヴィトンになることが夢だ」と述べ、DSのビジョンを語った。
メトローズ氏はブリュッセルモーターショーで新型セダン「No.8(ナンバーエイト)」を公開し、「現在、DSはプレミアムブランドとしての地位を確立しているが、我々はプレミアムを超え、ラグジュアリーカーブランドへと飛躍する計画だ」と語った。彼はラグジュアリーカー市場でDSの独自性を表現する自信を示した。
![](https://cdn.kangnamtimes.com/gangnamnews_jp/2025/02/05120144/489290_1.jpg)
![](https://cdn.kangnamtimes.com/gangnamnews_jp/2025/02/05120148/489290_2.jpg)
10年以上の時間が必要な
ラグジュアリーカーへの飛躍
メトローズ氏は新型セダン「No.8」の発表に際し、DSがラグジュアリーカーブランドとしての地位を確立するには時間がかかると語った。「DSは2014年に設立された若いブランドであり、真のラグジュアリーカーブランドとして認知されるには最低でも10年、場合によっては20年以上かかるかもしれない」と述べた。
また、DSがラグジュアリーカーブランドとして成功するためには、細部にわたるこだわりと品質が不可欠だと付け加えた。新型「No.8」はベントレーからインスパイアを受けた高級感あふれるインテリアを採用し、素材選びや仕上げの細部でドイツブランドとの差別化を図っている。
![](https://cdn.kangnamtimes.com/gangnamnews_jp/2025/02/05120152/489290_3.jpg)
![](https://cdn.kangnamtimes.com/gangnamnews_jp/2025/02/05120155/489290_4.jpg)
中国・ドイツブランドとは
一線を画すデザイン
DSはステランティスの共通プラットフォームを活用しつつ、主な設計を変更して独自のデザインを実現できると説明した。メトローズ氏は「中国ブランドがポルシェやテスラを模倣する傾向がある一方で、DSは独自性を保ちながら自らのビジョンを実現していく」と語った。
さらに、電気自動車(EV)市場においても、顧客は単に技術力だけを求めているわけではないと強調した。「顧客は単なる電気自動車を求めているのではなく、個性と魅力を兼ね備えた車両を求めている」と述べ、「人々は洗濯機を買うわけではない」という比喩を用いてDSのデザイン哲学を表現した。