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2025年04月04日金曜日
ホームモビリティー夢の復活が現実に!? 三菱「パジェロエボリューション」、日産プラットフォームで蘇る超絶オフロードマシン

夢の復活が現実に!? 三菱「パジェロエボリューション」、日産プラットフォームで蘇る超絶オフロードマシン

三菱パジェロエボリューション
異色のレンダリング登場
モータースポーツファン熱狂

引用:instagram@enochgonzalesdesigns
引用:instagram@enochgonzalesdesigns

三菱の伝説的な高性能モデル「エボリューション」は多くの自動車ファンにとって高性能の象徴となっている。しかし、パジェロ(北米市場ではモンテロ)をベースに作られた「パジェロエボリューション」は時に三菱ランサーの影に隠れがちだった。それでも、ダカールラリー制覇を目指して開発されたラリートラックにインスパイアされたデザインやパワーアップしたエンジンなどが特徴のこのモデルは根強いファン層を持っている。

このSUVは、常識を覆す短いホイールベースとワイドボディキットを特徴としており、もしフォード・ブロンコラプターが2ドアで登場したらこんな姿だったのでは、という想像をさせるデザインだ。国内専用モデルとして登場したが、最近ではコアなファン以外にも、世界中のモータースポーツ愛好者の注目を集めている。フィリピンのデザイナー、Enoch Gonzales氏が公開した2026年型パジェロエボリューションのレンダリングも、こうした関心の高まりを反映したものだ。

引用:instagram@enochgonzalesdesigns
引用:instagram@enochgonzalesdesigns

過去の栄光、エボリューションを
現代に再解釈

今回公開されたパジェロエボリューションのレンダリングではオリジナルモデルの特徴であった短いホイールベースと2ドア構造が忠実に再現されている。このようなデザインは、フォード・ブロンコやジープ・ラングラーのような、冒険心やオフロード性能を重視するSUVに共通する特徴だ。短いリアと長いボンネットの組み合わせは視覚的なインパクトを与え、エボリューション特有の大胆なシルエットを際立たせている。フェンダーアーチの拡張デザインは、美的完成度よりも実用性を重視した結果と考えられる。

また、三菱のアイデンティティを象徴する要素も随所に盛り込まれている。フードエアインテークや三角形の側面吸気口、ルーフ後端のフィン形状ベントなど、細部にわたって過去のラリーカーへのオマージュが感じられる。90年代の三菱ラリーカーを象徴するOZスタイルのホイールと、厚みのあるタイヤサイドウォールも特徴的だ。シャープなボディラインと薄型のライトデザインは、最新のLED技術を反映し、伝統と未来のバランスを見事に表現している。

引用:instagram@enochgonzalesdesigns
引用:instagram@enochgonzalesdesigns

 

日産プラットフォームを基盤とした
新たな可能性

このレンダリングがさらに興味深いのはその基盤に日産の影響が見受けられる点だ。最近公開された日産パトロールに似た車体比率やフロントガラスラインは、三菱が日産とプラットフォームを共有してパジェロを復活させる可能性を示唆している。実際、両社は長年にわたり技術協力をしており、SUVラインナップにも類似した戦略を展開してきた。

仮にこの架空のパジェロエボリューションが現実のものとなれば、日産の3.5リッターツインターボV6エンジンの搭載が予想される。最高出力500馬力を超えるNISMOチューニング仕様、ボディオンフレーム構造、先進的な四輪駆動システムの組み合わせにより、単なるSUVを超えた真のオフロードパフォーマンスマシンとなるだろう。もちろん、これはあくまで想像の域を出ないが、ファンの期待を高めるには十分な話題性を持っている。

引用:instagram@enochgonzalesdesigns
引用:instagram@enochgonzalesdesigns

現実は厳しくとも
想像の自由は尽きない

現在、三菱はグローバル市場での存在感を徐々に失いつつある。特に北米市場では競争力のあるSUVラインナップがアウトランダー1車種のみと、非常に限られている。日産も経営状況が芳しくないため、現状ではプラットフォーム共有以上の大胆な投資を期待するのは難しいだろう。したがって、このようなコンセプトが実際に量産車として実現する可能性は極めて低い。

それでも、私たちは夢を見続ける。いつか復活するかもしれない、三菱の本格的な高性能モデルを。パジェロエボリューションという名前には、単なる性能やバブル経済時代の象徴を超えて、一時代を彩ったオフロード精神の化身としての重みがある。現実化がすぐにでもできなくとも、いつか誰かがこの遺産を再び蘇らせてくれることを期待しながら、この想像上の車に拍手を送るのだ。

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