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2024年12月27日金曜日
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ハマス政治局長イスマーイール・ハニーヤがイランで暗殺…中東情勢に新たな緊張

パレスチナの武装組織ハマスの政治局長イスマーイール・ハニーヤがイランで暗殺されたことが明らかになった。

31日(現地時間)ロイター通信などの外信によると、ハマスはこの日テレグラムアカウントを通じて、前日(30日)ハニーヤがイランの首都テヘランでイスラエルの攻撃を受けて死亡したことを発表した。

ガザ地区のハマス政治局を率いていたハニーヤは、前日にイランのマスード・ペゼシュキアン大統領の就任式に出席するため、イランの首都テヘランを訪れていたという。

イスラム革命防衛隊(IRGC)もハニーヤの死亡事実を発表し、「ハニーヤとイスラム革命防衛隊が彼の居住地で標的となった」と説明した。

ハニーヤは1987年のパレスチナ民衆蜂起、第一次インティファーダの際にハマスの初期メンバーであった。その後逮捕され、一時的にハマスから追放されたが、ハマスの創設者であるシェイク・アフメド・ヤシンの補佐官として働き、ハマスの指導部へと上り詰めた。

彼は2006年、パレスチナ総選挙でハマスの大勝を導いて首相に就任した。その後、選挙結果を巡ってハマスとファタハ(現パレスチナ自治政府主導)間の葛藤の中で解任されたが、ハマスがガザ地区の統治を一方的に始めた2007年には、ガザ地区のハマス指導者を引き受けた。

2017年2月にはガザ地区の指導者の座をヤヒヤ・シンワルに譲り、同年5月にはハマス政治局長に選出された後、カタールで暮らしていた。

ハマスと同盟関係にあるイランの中心で、ハマス政治局長であるハニーヤが暗殺されたことにより、中東情勢が大きく揺れ動くのではないかと予想されている。

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