元交際相手との性行為の様子を不法に撮影した容疑で起訴されたアイドル出身のラッパーAに対する判決日が確定した。
ソウル西部地裁刑事4部は性暴力処罰法違反(カメラ等を利用した撮影・配布)容疑で起訴されたAの判決公判を今月30日に確定した。
Aは2022年7月から2023年5月まで交際していた元交際相手の女性B氏と性行為をしていた様子や身体の主要部位を合計18回にわたり撮影した容疑を受けている。AはB氏にアイマスクを着用させ、無音カメラアプリを利用して無断で撮影する手法で犯行を行った。
Aは2023年7月にソウル・江南区(カンナム区)のある飲み屋で出会った女性C氏の下着姿を4回撮影した容疑も受けており、現在までに警察が把握した被害者は合計3名である。
これに対し、ソウル龍山(ヨンサン)警察署は2023年9月にAを送致し、ソウル西部検察は2024年6月にソウル西部地裁刑事4部のホン・ダソン判事の審理で行われた性暴力処罰法違反(カメラ等を利用した撮影・配布)容疑事件の公判で検察はAに対し懲役3年を求刑した。
容疑を認めたAは最終陳述で「自分がどれほど情けなく、してはいけない行動をしたのかを実感した。何より被害者の方々に本当に申し訳ない」と頭を下げた。
一方、Aは5人組アイドルグループ出身で、2017年にデビューし、2019年に健康上の理由で活動を中断した。事件以来、AのSNSアカウントは閉鎖した状態である。
写真 = TVレポート