コーヒーを半分ほど飲んでから、もう一度作り直してほしいと話した客に、店側が断った瞬間、客が飲み物を投げるなどし、営業妨害の容疑で訴えたことが明らかになった。
8日「JTBC」の報道によると、情報提供者Aさんはソウルでカフェを運営しており、去る6日に常連客Bさんが当店を訪れたという。
そして、Bさんは毎回1500ウォン(約160円)のアイスアメリカーノを現金で支払い、問題の日も同じように注文したと伝えられた。
しかし、コーヒーを受け取ってから約20分後、Bさんは突然「コーヒーの上に浮かんでいるのは何?確認してみて」とクレームを言い始めたという。
これに対し、Aさんが「コーヒーの泡の一部です」と説明すると、Bさんは「コーヒーが苦すぎる。もっと薄めに作り直してほしい」と話を変えてきた。
残ったコーヒーの量を見たAさんは「たくさん飲まれたので、苦いなら水か氷を入れてあげます。作り直すことはできません」と言い、再調理を拒んだという。
するとBさんは「これをどう飲めって言うのよ。薄めに作り直してちょうだい」とまたも作り直すことを要求しては、最終的に返金までもを要求し始めた。
Aさんが「返金することはできません。もう来店はお断りします」と答えると、Aさんに向かってBさんはコーヒーとストローを投げつけ、店内のレジスターを手で殴りつけてはお店を出て行った。
Aさんは、Bさんが以前からよく迷惑行為を行ってきたと訴えた。支払いの際、お金を投げるかのように渡してきたり、飲み物代を全額払わなかったり、さらには全く支払わなかったこともあると報じられた。このようなことから、結局AさんはBさんを営業妨害などの容疑で訴えたという。