アメリカの著名投資家、キャシー・ウッド氏が最近、世界的な株式市場の暴落を受けて大型テクノロジー株を大量に底値買いし、注目を集めている。
7日(現地時間)、米ブルームバーグ通信によると、キャシー・ウッド氏のアーク・イノベーション上場投資信託(ETF)は、最近のテクノロジー株急落の中で、世界最大の電子商取引企業「アマゾン」や半導体企業「AMD」、動画配信プラットフォーム「ロク」などを購入したとのことだ。また、アークのフィンテックファンドは、オンラインコミュニティ企業「レディット」とフェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズも追加で購入した。これらの購入は、米国の雇用指標が不調で景気後退への懸念が広がり、世界の金融市場が暴落した先週初めに行われたものである。
キャシー・ウッド氏の主力ファンドの価値は最近、最低水準まで落ち込んでいる。ストラテガス証券によると、2021年初頭からこれまでの約3年半で、彼女の7つのETFから合計115億ドル(約1兆7000億円)が流出したとされている。