沖縄県のビーチで、20代の韓国人女性が死亡した状態で発見された。日本旅行中に友人と一緒に海で遊んでいる最中に事故に遭ったものと見られている。
沖縄県本島北部のあるビーチで、韓国人女性チェさん(29歳)が心停止の状態で発見されたと、12日TBSなどの現地メディアが報道した。
報道内容によると、チェさんは去る10日の昼12時30分頃、本部町の水納ビーチで心肺停止の状態でうつぶせに浮いていたという。すぐにドクターヘリで沖縄本島の病院に搬送されたが、午後1時56分に死亡が確認された。推定死因は溺死と伝えられた。
チェさんは友人2人とシュノーケリングツアーに参加し、ツアー終了後、ライフジャケットを着用しないまま一人で泳いでいたという。
シュノーケリングを楽しんだ後、集合時間になってもチェさんが姿を現さなかったため、友人が探しに行ったところ、海岸から10mほど離れた海でうつぶせのまま浮いているチェさんを発見したと伝えられた。
沖縄名護海上保安署によると、チェさんは午後12時10分頃からライフジャケットを着用せず、ビーチの遊泳区域で一人で泳ぎ始めたという。保安署はチェさんが溺死した可能性があると見て、事故当時の状況を調査していると発表した。
この事故は、水遊びにおける安全の重要性を再認識させたと言える。水遊びをする際は、必ずライフジャケットを着用しなければならない。水泳が得意だとしても、ライフジャケットの着用は必須である。特に波が高い場所や潮流が強い場所では、より一層注意しなければならない。
また、一人で水遊びをするのではなく常に同行者と共にし、お互いを見守る必要がある。さらに、水深が深い場所は避けるべきだ。水遊びをする際は、必ず自身の水泳レベルに合った深さで遊ぶようにする必要がある。
また、ビーチにライフセーバーがいる場合は、必ずライフセーバーの指示に従わなければならない。飲酒は判断力を鈍らせ、事故のリスクを高めるため、飲酒後の水遊びも禁止されている。