韓国の完州(ワンジュ)にある某ペンションのプールで、50代男性が死亡する事故が発生した。
去る18日、韓国の全北消防本部によると、前日の17日午後5時43分頃、全北・完州市・雲州面(ウンジュミョン)にある某ペンションで男性利用客(50代)がプールに落ちたという。
救助隊が現場に到着した際、男性は一緒に旅行に来ていた家族や仲間によってプールの外へと救助された状態で、心肺蘇生法(CPR)が行われていたと伝えられた。救助隊はすぐに男性に応急処置を行い、近くの病院に搬送したが、死亡が確認されたという。
警察と消防当局は、男性が水深1.2メートルという成人の平均身長よりも浅いプールに飛び込み、飛び込んだ際にコンクリートの地面に頭をぶつけ、事故に遭ったと見ている。
去る6月にも世界日報により、同じ地域にある他のペンションのプールで、利用客(60代)が泳いでいる最中に、頭部に重傷を負って救急車で病院に運ばれる事件が起きたと報道された。警察は一緒にいた仲間に対して、当時の詳しい状況を調査中だという。
プールでの事故を防ぐためには水深を必ず確認し、水深の浅いプールでは飛び込みを避ける必要がある。プールの底がコンクリートのように硬い場合、泳いでいる最中に頭をぶつけると深刻な怪我を負う可能性が高いため、より一層の注意が必要である。
また、水遊び中の事故を防ぐためには、周囲に備えられている安全装置や救助方法をあらかじめ把握し、事故発生時に迅速な応急処置ができるよう準備を整えておくことが重要である。特に、同伴者とお互いの安全を見守り、緊急事態が発生した際には即座に対応できるようにするべきである。
さらに、疲労が溜まった状態だと判断力が低下し、事故を引き起こす可能性が高まるため、水遊びの前後に自身の体調状態を注意深く観察し、適切な休息を取ることが重要である。特に子供と一緒にいる場合は、大人が常に近くで見守りながら安全に気を配り、安全装置を積極的に活用する必要がある。