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2024年12月23日月曜日
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【北朝鮮】住民にシースルー衣服とオンドリ髪を禁止!金正恩の娘のスタイルとの矛盾が話題に

北朝鮮当局が最近、住民に対し「肌が透けて見える(シースルー)」衣服と、高い位置で長い髪を束ねる「オンドリ髪」を反社会主義として指定し、取り締まりを予告した。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の娘、金珠愛(キム・ジュエ)が公式の場に現れた際の服装に似ている点も注目されている。

15日(現地時間)、アメリカの自由アジア放送「RFA」は北朝鮮内部の情報筋を引用して「北朝鮮が全住民を対象とした講演で『オンドリ髪』と『肌が見える服(シースルー)』を禁止すると宣言した」と報じた。この服装と髪型は、社会主義制度の理想像を損なう反社会主義現象として規定された。

北朝鮮・咸鏡北道(ハムギョンブクト)の住民は12日、RFAに対し「先週、住民を対象とした映像講演が行われ、この内容が強調された」と伝えた。

RFAは「摘発されると3~6ヶ月の労働鍛練隊の刑に処され、場合によっては教化刑となり、髪型の場合はまず髪を切って処罰される」と報じた。

オンドリ髪は、長い髪を束ね上げ、前髪は額を覆って片目を隠した形態である。肌が見える服とは、肌が露出するシースルーの衣服を指す。

当局は、講演の映像で摘発事例としてこのような服装をした女性らの姿を公開したとされている。平安北道(ピョンアンブクド)の別の情報筋は「肌が透けて見える服や腕全体が露出した服を着ることは社会に悪影響を及ぼすとして反社会主義、非社会主義現象に指定された」と伝えた。

問題は、この服装が金委員長の側近を連想させることである。

オンドリ髪は金委員長に近い存在である、玄松月(ヒョン・ソンウォル)労働党副部長が好んでいるヘアスタイルであり、彼は最近の北朝鮮とロシアの首脳会談でもこの髪型で登場した。また、シースルーの衣装は金委員長の娘、金珠愛が5月に平壌前衛街の竣工式で着用していたものである。

情報筋は「誰もが夏に好む薄い服を着ることを禁止すると規定した」とし、「住民が肌の見える服を着ることを禁止するのはあまりにも過酷な措置だ」と反発した。また「元帥様の娘(金珠愛)も同じような服を着て登場したことがあるのに、なぜ一般市民が着ると反社会主義、反体制になるのかと疑問を呈している」とも伝えた。

続けて情報筋は「講演会場で一部の住民は、党が住民に服を供給するわけでもなく各自が用意して着ているのに、反社会主義、非社会主義基準を突きつけている」とし、「人民大衆が望むものを反社会主義行為として処罰する当局の対処を非難した」と強調した。

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