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2024年12月23日月曜日
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ケネディ・ジュニア氏が大統領選撤退を検討、トランプ支持へ傾く可能性が浮上

ABCニュースは21日(現地時間)、無所属のアメリカ大統領候補ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、早ければ今週中にも大統領選への挑戦を放棄する方向で検討していると報じた。最近の世論調査によると、民主党のカマラ・ハリス副大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領が接戦を繰り広げており、ケネディ・ジュニア氏が撤退してトランプ前大統領を支持することになれば、大統領選の勝敗を左右するもう一つの重要な要因となる可能性がある。

ABCニュースは、内部事情に詳しい複数の情報筋の話として、ケネディ・ジュニア氏が共和党候補のドナルド・トランプ前大統領を支持する方向に傾いていると伝えた。しかし、まだ最終決定は下しておらず、考えが変わる可能性もあると情報筋は述べた。また、CNNによると、ケネディ・ジュニア氏の選挙陣営は具体的な内容は公表していないものの、23日にアリゾナ州フェニックスで大衆演説を行う予定があることを明らかにした。そのため、ケネディ・ジュニア氏が23日に候補辞退を宣言した後、同日にアリゾナ州で予定されているトランプ前大統領の選挙集会に参加する可能性も指摘されている。これに先立ち、ケネディ・ジュニア氏のランニングメイト(副大統領候補)であるニコール・シャナハン氏は、20日に公開されたポッドキャストメディア「インパクト・セオリー」(Impact Theory)とのインタビューで、ケネディ・ジュニア氏が独自の出馬を放棄し、トランプ前大統領の陣営に加わることも選択肢の一つとして考えていることを明らかにした。

民主党を離党し、独自の出馬を宣言したケネディ・ジュニア氏は、ジョー・バイデン大統領とドナルド・トランプ前大統領の対決構図が展開された際、最高齢候補同士のリターンマッチに幻滅した有権者の支持を集め、10%を超える支持率を示すなど、大統領選の重要な要因として浮上していた。しかし、先月21日にバイデン大統領が再選への挑戦を放棄すると宣言した後、大統領選の構図がカマラ・ハリス副大統領とトランプ前大統領の対決に再編され、ケネディ・ジュニア氏のニューヨーク州での候補登録が「虚偽住所使用」問題で無効となり、影響力が急速に低下した。

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