愛する息子を失った母親が真実を暴く過程で、嫁の衝撃的な実態に直面したという悲しいエピソードが伝えられた。
韓国の放送局チャンネルAのバラエティ番組「探偵たちの営業秘密」は、夫に先立たれ女手一つで息子を育ててきた60代女性A氏の悲しいエピソードを紹介した。
A氏の息子は大企業に勤める平凡な会社員であり、まもなく子供が生まれ、父親になる予定だった。
何の問題もなく幸せな日々を送っていたA氏家族は、ある日、予期せぬ悲劇に見舞われることになった。息子が自ら命を絶ったという。
息子の突然の死に、A氏家族は深い悲しみに包まれた。息子の死に納得がいかなかったA氏は、息子が生前日記に書き残した「例の人」という疑問の存在に気づき、事件の真実を明らかにするために探偵に依頼した。
探偵たちは息子の死の謎を解決するために、息子の生前の行動を追跡した。追跡の過程で、息子が会社の同僚との金銭トラブルやギャンブルをしていた事実が判明し、息子の死が単なる借金問題だけではないと推測された。しかし、奇妙な感覚を拭い去ることができなかったA氏は、再捜査を依頼した。
探偵たちの執念の聞き込みの末、息子が生前に別の探偵に妻の不倫調査を依頼していたことが判明した。これを契機に嫁に対する調査が始まり、まもなく嫁の醜い素顔が明らかになった。
嫁は結婚生活の間、複数の男性と常習的に不倫を重ねていたのだった。夫に見つかることを恐れ、「いつ死ぬの?死ぬなら早く死んで。お互いのために早く死んでほしい」と暴言を吐いていた事実が、録音テープを通じて明らかになった。
嫁は、夫の金で高価なブランド品を購入し、夫がいない間に他の男性を家に呼び入れるなど、信じがたい行動を続けていた。息子はこのような状況でも家庭のために努力したが、嫁は不倫をやめることはなかった。
結局、息子は離婚を決意し、A氏に300万ウォン(約32万5899円)を借りて弁護士を雇った。しかし、嫁は「離婚したらお腹の子に一生会わせる気はない」と脅し、息子を自殺に追い込んだと見られる。
息子が亡くなった後、嫁は「なぜシングルマザーになり苦労しなければならないのか」と言い、中絶手術を受ける一方で、息子が残した財産を一人占めしようとする姿も見られた。
その後、A氏の弁護人により相続の資格がないと判断された。結局不倫相手の男性にも見捨てられ、悲惨な最期を迎えたという。