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2024年12月23日月曜日
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北朝鮮が発表した白書でNATOを厳しく批判、「アメリカ主導の戦争同盟」としてアジア太平洋地域への影響を警戒

外務省軍縮及び平和研究所の白書を発刊

「NATOはアメリカが主導する世界最大の戦争同盟」と猛批判

北朝鮮は24日、NATO(北大西洋条約機構)を「アメリカが主導する世界最大の戦争同盟」とし、「ヨーロッパを超えてアジア太平洋地域に戦雲を呼ぶために狂奔している」と批判した。

北朝鮮外務省の軍縮及び平和研究所は、NATO条約発効75周年にあたる同日、「極端な覇権野望に根ざした戦争同盟」というタイトルの白書を発表し、「朝鮮半島を巡る力学の図式に、NATOという危険な変数が追加的に位置づけられている」と述べたことを朝鮮中央通信が伝えた。

白書は、NATOが2022年の首脳会議で採択した「戦略概念」において、中国を「体系的な挑戦」、ロシアを「最も重大かつ直接的な脅威」と明記したことについて、「自らの航路をアジア太平洋地域に確固として向けていることを示唆する」と解釈した。

また、「NATOがしばしば我が国の合法的な自衛力強化措置を無条件に誹謗し、それを口実に朝鮮半島及びその周辺地域に対する軍事的侵入を強化している」とし、「NATOという『侵略艦隊』の基本航路が朝鮮半島に向かっていることの証拠である」と付け加えた。

白書はその上で、朝鮮半島を巡る軍事的かつ政治的な環境と、未来の安全保障の課題に対処するために、「地域での力の均衡を保障し、新たな戦争の発生を抑制し、世界の平和と安全保障に寄与するための責任ある努力を追求していく」と強調した。

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