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2024年12月23日月曜日
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東京電力が廃炉完了に向け処理水の貯蔵タンク21基を解体へ

引用:聯合ニュース 

26日、時事通信によると、東京電力は、昨年8月に始まった福島第1原発の処理水の海洋放出に伴い、空になった貯蔵タンク21基を来年1月頃から順次解体する計画だと明かした。

東京電力は解体作業に向けて、タンクの配管部分などにある残水を抜く処理や配管の撤去などの準備作業に今月から着手している。

タンクの解体は2051年頃を見込む廃炉完了に不可欠なプロセスで、来年頭に「J9エリア」と呼ばれる区画の12基の解体に着手し、2026年3月までには残り9基の解体も進める予定だ。

福島第1原発の南側には1046基の処理水貯蔵タンクがある。昨年8月に海洋放出が始まって以降、タンク60基ほどから、6万トン余りの処理水が放出された。

東京電力は前日25日にも通算8回目の処理水の海洋放出を完了し、2024年度は残り3回を予定している。

しかし、事故で溶け落ちた燃料「デブリ」とふれて発生する汚染水も1日当たり約80トン発生しており、実際の放出量と新たに発生した処理水を相殺すると、昨年度の減少分は1%前後にとどまった。

一方、東京電力は第1原発周辺の海水をモニタリングした結果として、23日現在、原発から半径3㎞以内の4か所で採取された海水のトリチウム濃度は基準値以下であると発表した。

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