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2024年12月23日月曜日
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【株式情報】エヌビディアが予想を上回る第2四半期実績を発表するも、時間外取引で一時8%急落…期待感が高すぎたか

人工知能(AI)分野の大手半導体企業であるエヌビディアの株価が、予想を上回る第2四半期(5~7月)の業績を発表したにもかかわらず、時間外取引で一時8%まで急落した。売上の成長率が低下したことと第3四半期の見通しが高い期待感を満せなかったことが原因と見られる。

28日(現地時間)、エヌビディアは第2四半期の売上が前年同期比122%増の300億4000万ドル(約4兆3417億円)に達したと発表した。市場調査会社LSEGが予測したウォール街の予想売上287億ドル(約4兆1490億円)を上回る数値である。

1株当たりの純利益は0.68ドル(約98円)で、これも予想値の0.64ドルを上回った。売上総利益率は75.7%で、市場が予想していた75.5%と一致した。

さらに、第3四半期(8~10月)の業績予想として、ウォール街の予想値317億ドル(約4兆5819億円)を上回る325億ドル(約4兆6976億円)を示した。第3四半期の売上総利益率は市場予想値の75.5%よりわずかに低い75%を示した。

また、次世代AIアクセラレーション用GPUであるブラックウェルと自社株買いの追加承認についても言及した。コレット・クレス最高財務責任者は、今四半期にブラックウェルチップのサンプルが出荷されたとし、第4四半期に数十億ドルの売上を上げると予想した。さらに、500億ドル(約7兆2271円)の自社株買いの追加承認の知らせも伝えた。

四半期売上が300億ドルを超えたのは今回が初めてであり、ウォール街の予想を上回る第3四半期の売上見通しに次世代チップブラックウェル関連、500億ドルの自社株買い決定などの好材料が続いたが、エヌビディアの株価は時間外取引で株価は一時8%まで下落した。その後は下げ幅を縮小したものの、依然として7%前後の下落相場で取引されている。また、業績発表前には通常取引でも先行売りが続き、2.10%下落で取引を終えた。

米経済メディアのCNBCは「この日の発表は、より高い業績を期待する投資家に深い印象を与えることができなかった」と評価した。

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