メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

エクソンモービルが警告!2050年までの石油需要は変わらないと発表、オイルショックの可能性も

川田翔平 アクセス  

引用=ロイター連合

米最大の石油メジャー、エクソンモービル(以下エクソン)が脱石油化への期待感に水を差した。エクソンは依然として世界の石油需要は高いとし、供給ショックが原油価格を大きく押し上げる可能性があると警告した。

中国が内燃機関自動車から電気自動車へ急速に移行しているため石油需要が減少し、国際原油価格が来年には1バレル68ドル(約9832円)に下がるというゴールドマン・サックスの予測とは大きく食い違っている。

リビアの石油生産が中断され、イスラエルとレバノンのヒズボラ間対立が激化する中で、エクソンが警告を出した。

2050年まで需要の変化なし

気候危機を防ぐために各国が炭素排出を抑制し脱石油化の動きを見せているが、エクソンは別の見解を示した。

エクソンは26日(現地時間)、世界の石油需要は2050年まで実質的に変わらないとし、需要減少の予想は誤りであると指摘した。また、このような需要減少の予想を基に石油・ガス投資を怠れば急激な原油価格の上昇を招く恐れがあると警告した。

フィナンシャル・タイムズ(FT)などの海外メディアによると、エクソンは同日公開した石油市場の見通し報告書で、世界の石油需要は今後25年間、1日1億バレルを超える現在の水準を維持すると予測した。

再生可能エネルギーに転換して世界の石油需要を減少させようとする努力は、失敗するという意味である。

オイルショック

エクソンはさらに、各企業がこの需要を満たすためには引き続き投資をしなければならないが、需要が減少するという判断からそうしない可能性があるとし、この場合、新たなグローバルオイルショックが発生する可能性があると警告した。

これは今まで出ていた他の予想とは大きく異なる見解である。同じ石油メジャーである英ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)は、石油需要が2050年には1日7500万バレルに減少するとの予測を立てている。

国際エネルギー機関(IEA)はこれよりも急激な減少を予測している。各国の気候約束が時間通りに実現すれば、2050年には世界の石油需要が1日5480万バレルに急減することが期待されている。

ゴールドマン・サックスは中国の自動車市場が電気自動車、ハイブリッドに急速に転換するため、世界最大の石油輸入国である中国の石油輸入が減少し、原油価格が下落すると予測した。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)もまた、世界の石油市場成長の柱であった中国で石油需要が減少するとし、石油の時代が終わりつつあると評価した。

電気自動車への転換、産業需要が補填

エクソンは内燃機関自動車が電気自動車に転換されることで、車両用石油需要が減少することは認めた。

2050年には乗用車用のガソリンに必要な石油が現在より25%減少すると予測した。しかし、エクソンは依然として石油需要の最大の構成要素である産業部門が需要を拡大するとし、乗用車の石油需要減少分は、産業の石油需要増加により相殺されると見込んでいる。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「子ども197人の運命は?」希少がん遺伝子が“精子提供”で14か国へ拡散!一部はすでにがんで死亡
  • 【また撃破】プーチン大統領の「報復」警告も...ウクライナ、ロシア港向けタンカーに3度目の攻撃!
  • 【米欧激突】ロシア凍結資産31兆円、米企業の“金の卵”に?欧州は“融資枠構想”で反発!
  • 「トランプの真似か?」メキシコが自由貿易破壊の道を選択...非FTA国に「先関税・後協議」
  • 「領土譲渡は国民が決める!」ドンバスで撤収迫られるウクライナ、“自由経済区”設置で妥協模索
  • 「日本は危険だ、絶対に行くな!」中国、地震を口実に対日警告を‟全面加速”

こんな記事も読まれています

  • 謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ
  • 「高速走行後の1分サボりが愛車を壊す」最新ターボ車でも進む焼き付きの真実
  • トランプ「新車は安くなる」燃費規制を“大幅緩和”…EV時代に急ブレーキ
  • 「四輪同時交換は無意味だった?」プロが隠してきたブレーキパッドの真実
  • 「世界で最も評価の低い料理100選」で韓国料理が“ワースト入り”中には”公衆トイレの匂い”との評価も
  • 「何見てんだ?」人を噛み殺し警察をにらみつけた“暴力団猿”を公開手配
  • また放射線のせい?チェルノブイリ“青い犬”を突然変異扱いした憶測の行方
  • 救助隊も困惑…洪水で孤立しながら「ペット優先」を貫いた女性の選択に賛否噴出

こんな記事も読まれています

  • 謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ
  • 「高速走行後の1分サボりが愛車を壊す」最新ターボ車でも進む焼き付きの真実
  • トランプ「新車は安くなる」燃費規制を“大幅緩和”…EV時代に急ブレーキ
  • 「四輪同時交換は無意味だった?」プロが隠してきたブレーキパッドの真実
  • 「世界で最も評価の低い料理100選」で韓国料理が“ワースト入り”中には”公衆トイレの匂い”との評価も
  • 「何見てんだ?」人を噛み殺し警察をにらみつけた“暴力団猿”を公開手配
  • また放射線のせい?チェルノブイリ“青い犬”を突然変異扱いした憶測の行方
  • 救助隊も困惑…洪水で孤立しながら「ペット優先」を貫いた女性の選択に賛否噴出

おすすめニュース

  • 1
    恋人の18カ月の息子に嫉妬し殺害──犯人は“ミスコン優勝者”だった

    トレンド 

  • 2
    「誰にも気づかれずに殺される」...冷戦時代の暗殺者たちが実際に使用した、音なき“暗殺兵器”!

    フォトニュース 

  • 3
    SNSが生んだ“いかれた育児”…「いいね」欲しさに生きた息子を真空パック、掃除機で吸引し公憤拡大

    フォトニュース 

  • 4
    「地下鉄で血を付けられた!」身元不明の男が乗客の腕に血液付着...“感染症不安”で大パニック

    トレンド 

  • 5
    「もはや呼吸が命がけ」世界最悪レベルに達したインド首都圏“有毒ガス都市”の現実

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「紙のお面で顔認証突破!」1人が複数人分の出勤記録?中国職員、“出勤代行”の衝撃手口

    トレンド 

  • 2
    「人生で勝ちたいか?ならば朝早く起きろ」心理学者が語る“起床の秘密”

    フォトニュース 

  • 3
    「691犠牲の能登と同規模、それでも死者ゼロ」青森沖地震で明暗を分けた‟決定的理由”

    トレンド 

  • 4
    「重いEVは道路を傷める」政府、重量に応じた追加課税を検討

    トレンド 

  • 5
    「映っていないと思って…」授賞式で共演者の背中をどついた?元アイドル女優が公開謝罪

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]