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2024年12月23日月曜日
ホームニュース「中国の迷惑客」エコノミー席が狭すぎると抗議した乗客により離陸できず1時間遅延

「中国の迷惑客」エコノミー席が狭すぎると抗議した乗客により離陸できず1時間遅延

中国で、エコノミークラスの座席が狭すぎると騒ぎを起こした乗客により、航空機の出発が1時間遅れる事態が発生した。

26日(現地時間)、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、15日に中国南西部の重慶(ツォンチン)で、離陸準備中の飛行機内でこの騒動が起きたと報じた。

当時、旅客機のエコノミー席にいた幼い少年が「席が狭すぎる」と泣き出し、座席から立ち上がって通路に立っていたと伝えられている。これを見た客室乗務員は、母親に息子を座席に座らせるよう求めたが、母親はその要求を無視した。

母親は代わりに息子をファーストクラスのエリアに連れて行き、空いている席があるか確認させたうえで、乗務員に「空席があるので、そのまま座らせてほしい」と要求した。

乗務員らは再度座席に戻るよう促したが、母親は聞き入れず、離陸が遅れたことで他の乗客たちは「飛行機から降りろ」、「時間を無駄にせず早く降りろ」と抗議する声を上げる場面もあった。

結局、母子が搭乗した航空機は1時間遅れて離陸した。ただし、彼女らが最終的に座席に戻ったのか、または飛行機の運行を妨害したことで処罰を受けたのかは不明である。

一方、母子の騒動を捉えた映像がオンラインで共有されると、中国のネットユーザーからは批判的の声が相次いだ。「刑務所には空きがたくさんある」、「子供のせいではなく、親の誤った教育が原因だ」、「他の乗客に迷惑をかけたこと対して責任を負うべきだ」と指摘している。

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