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2024年12月23日月曜日
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韓国のユン大統領、日米韓の連携が続くと強調、米大統領選挙と日本の首相交代に関する懸念を払拭

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、日米韓3カ国間の協力は揺るぎなく続いていくと述べた。米ジョー・バイデン大統領と岸田首相の再任が叶わない中、3カ国間の協力に亀裂が生じる可能性についての懸念を払拭させた。

尹大統領は29日、龍山(ヨンサン)大統領室で国政ブリーフィング及び記者会見を行い、「日米韓キャンプデービッド協力体制は指導者が変わったからといって変わるものではない」と語った。

彼は日米首脳が交代しても、日米韓協力の方向性が維持されるかという質問に対し、「明確な公式外交文書を通じて、持続可能な効力がそのまま認められる」とし、「キャンプデービッド協力体制はインド・太平洋地域やグローバル経済・安全保障に非常に重要であり、また日米韓3カ国にも大きな利益をもたらす」と述べた。

米国は11月に大統領選挙が行われ、日本も与党である自民党の総裁交代が行われる予定である。

尹大統領は岸田首相の訪韓に関し、「おそらく秋には新任の日本首相が就任すると思うが、どの指導者が国政を担おうとも、日韓間において未来のための協力と、シナジーが引き続き維持されるようにしていこうという話をしたい」と述べた。

米大統領選挙の後、北朝鮮の核兵器に関わる米国の立場が変わる可能性があるか、そうなった場合に韓国が核武装をすることができるかという質問には、「米国が北朝鮮の非核化(拒否)を容認し、NPT(核拡散防止条約)を違反する行為を受け入れるとは絶対に考えられない。それはこれまで米国が示してきた立場や、戦略とも完全に対立する問題だ」とし、「そうなれば全世界的なNPTシステムが崩壊し、東北アジアの核安全保障が非常に脅かされるため、そうならないと見ている」と説明した。

そして、「米韓一体型の拡張抑止が、現在我が政府で米韓同盟をアップグレードしながらますます堅固になってきており、運用もうまく行われている」と付け加えた。

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