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2024年12月23日月曜日
ホームニュースICCより逮捕状発行のプーチン大統領が加盟国モンゴル訪問へ…すでに両国間で逮捕状を執行しないことで密約済?

ICCより逮捕状発行のプーチン大統領が加盟国モンゴル訪問へ…すでに両国間で逮捕状を執行しないことで密約済?

29日、ロシア大統領府はプーチン大統領が9月3日にモンゴルを公式訪問すると発表した。

今回の訪問は、1939年に旧日本軍とモンゴルを軍事支援した旧ソビエト軍が衝突したノモンハン事件から85年の戦勝式典に出席するためだという。

また、プーチン大統領とモンゴルのフレルスフ大統領が両国の関係発展や国際情勢などについて議論し、共同声明に署名する計画であるとも伝えられている。

国際刑事裁判所(ICC)は昨年3月にプーチン大統領に対して逮捕状を発行しており、ICCの加盟国であるモンゴルは本来であれば、逮捕状の執行に協力しなければならない。

「AFP通信」は逮捕状発行以降、プーチン大統領が初めてICC加盟国を訪問する予定だと報じた。

今回のモンゴル訪問はモンゴル側の招待であるため、既に両国間で逮捕状を執行しないことで合意しているともいわれており、モンゴルの対応に国際社会から批判の声があがる可能性も高い。

プーチン大統領は、昨年8月に南アフリカ共和国でBRICS(新興5ヶ国)首脳会議が開催された際も南アフリカ共和国がICC加盟国であるため、対面での出席を見送っていた。

逮捕状発行後は中国やキルギスなどICC非加盟国を中心に外交日程を消化していた。

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