ノルウェーの首都オスロで、同性愛に対する嫌悪が原因と考えられる凶器を用いた乱闘事件が発生した。
DPA通信が報じたところによると、先月、オスロのチュヴホルメン港近くのレストランで、20~30代男性2人が凶器で刺され重傷を負い、病院に転送された。幸い命に別状はなく、容態は安定しているとのことだ。
警察は14~17歳の未成年者4人を容疑者として逮捕し、捜査中。
当局は地元放送局NRKに対し、事件は同性愛嫌悪からくる攻撃の可能性があると伝えており、容疑者らが被害者らと以前から面識があった形跡はないと付け加えた。
約2年前には、オスロ中心部のゲイバー近くで銃乱射事件が発生し、2人が死亡、21人が負傷するという事件もあった。ノルウェーの情報当局は、この事件はイスラム過激派の行為によるものだと発表した。