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2024年12月23日月曜日
ホームニュースホテル業界に激震!アメリカの主要都市でホテル従業員1万人がストライキ決行、過酷な労働環境への抗議が拡大

ホテル業界に激震!アメリカの主要都市でホテル従業員1万人がストライキ決行、過酷な労働環境への抗議が拡大

引用=AP通信

現在、米国の主要8都市のホテル従業員約1万人が、労働者の日(レイバーデー)連休中に賃上げを求めてストライキを行っている。9月1日(現地時間)のウォールストリートジャーナルなどの報道によると、ホテル労働組合「Unite Here」のメンバーがシアトル、サンフランシスコ、ボストン、ハワイのホノルルなどの主要都市で2~3日間のストライキを実施。一部の従業員が街頭に出て抗議する場面も見られた。

今回のストライキに参加している従業員の多くは、ヒルトン、ハイアット、マリオットの各ホテルに勤務する人たちだ。これらのホテルは今年5月から労働組合と交渉を続けてきた。ホテル組合は、新型コロナウイルス感染拡大による人員削減で、残った従業員が過重な労働量と不十分な賃金に苦しんでいると主張している。

Unite Hereのグウェン・ミルズ会長は「ホテル業界は記録的な利益を上げている一方で、顧客へのサービスを削減し、労働者への約束を破っている」と語った。また、現在は25のホテルで1万人以上の従業員がストライキ中であるが、ストライキが12都市の65のホテルに拡大する可能性があると付け加えた。

これに対し、ヒルトンは公正かつ合理的な契約の締結に全力を尽くすと表明し、一方、ハイアットはストライキ中に宿泊客に生じる可能性のある不便を最小限に抑えるため、緊急時対応計画を実施したと強調した。

 昨年、ロサンゼルスのホテルとデトロイトのカジノでの一連のストライキの後、ホテル業界の労働組合は賃上げと労働量の保証を含む協約の交渉に成功した。

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