中国のある男性が携帯電話に夢中になっている隙に、3歳の孫が水に落ちて亡くなる事故が発生した。
先月30日、イギリスのメディアデイリー・スターは、最近中国の福建省(フッケン省)で発生した悲惨な事故について報道した。
メディアによると先月の28日、3歳の少年は一緒にいた祖父に、家の前の川におもちゃを洗いに行こうと誘った。しかし祖父は中国版TikTokのDouyinに夢中になっていたため孫の言葉を聞き逃した。
少年は祖父の返事はなかったが、そのまま一人で川に向かった。祖父が少し顔を上げた際、孫の姿は見えなかったが特に問題ないと考え、再び携帯電話に没頭した。
その後少年は川に落ち、結局亡くなった。当時少年の母親は仕事をしており、祖母は検査のために病院に行っていたため、家には祖父しかいない状況だった。
公開された当時の防犯カメラを確認すると、少年が椅子に座って携帯電話を見ている祖父に話しかける様子が映っており、その後少年の姿が消える様子が捉えられていた。
大きなショックを受けた少年の母親は「義父は息子が呼ぶ声を聞いていなかった」と嘆いたという。