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2024年12月19日木曜日
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27歳の新人政治家が最年少市長に!秋田県大館市で草の根選挙が生んだ新たなリーダー

無所属で出馬した新人政治家が、20代で最年少市長に当選し話題になっている。

2日、NHKの報道によると、前日の1日に行われた秋田県大館市の市長選挙で、石田健佑(27歳)候補が1万2882票を獲得し当選が確定した。

今回の選挙は、福原淳嗣大館市長が次期衆議院選挙に出馬するために市長職を辞任し、9年ぶりに発生した空席を埋めるための補欠選挙であった。無所属で出馬した石田当選者は、福原市長と公明党秋田県本部の支援を受け同じく無所属で出馬した日景賢悟(55歳)候補との接戦の末、当選した。

人口減少と高齢化に直面している秋田県大館市で1997年生まれの最年少市長が誕生し、彼の経歴にも注目が集まった。

大館市出身の石田当選者は、幼少期を青森市で過ごした後、高校卒業直後に東京都の会社に就職した。20歳の時にウェブ制作会社を立ち上げ、半年後苦い経験をした後大学進学を準備し、慶応大学環境情報学部に合格したが、学費の問題で入学を断念した。

2018年には故郷の大館市に戻り、双子の弟と共にカブトムシに有機廃棄物の餌を与え育てる会社を設立した。弟が東京に進出し事業拡大に乗り出す際、石田当選者は地域で政治家の道を歩き始めた。

昨年市議会議員選挙に初挑戦した石田当選者は、若い経営者たちから高い支持を受け当選した。その後、特定団体の支持を受けない「草の根」選挙戦を展開し、最年少市長のタイトルを獲得することとなった。

石田当選者は最近急速な人口減少により高齢化問題に悩んでいる大館市を「若者が住みたい街」にするため、今後新しい仕事や新しい産業を創出することに集中していくと明らかにした。

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