昨年10月7日、イスラム組織「ハマス」がイスラエルへの奇襲攻撃の一環として行った「ネティブ・ハアサラ虐殺」の際、イスラエル人の父親を殺害した上、怪我をした子供たちを踏みつけながら、冷蔵庫から取り出したコーラを飲むという非人道的な行為を行ったハマスの兵士がイスラエル軍によって殺害された。
3日、イスラエル軍当局は先月31日に該当の兵士を含む8名の兵士を殺害したと発表した。
「ネティブ・ハアサラ虐殺」は、ガザ地区に最も近いイスラエルコミュニティであるネティブ・ハアサラにパラグライダーを使ってハマスの兵士たちが潜入して襲撃し、少なくともイスラエル人20人を殺害したといわれる事件だ。
当時、公開された映像によると、父親と2人の息子が一緒に家のシェルターに向かって逃走している時に、ハマスの兵士の手榴弾が飛んできた。
父親は息子たちをかばおうとして、命を落とした。
息子たちも怪我をしていたが、ハマスの兵士が負傷した子供たちを踏みつけながら、冷蔵庫からコーラを取り出して飲むという非人道的な行為が映像に収められていた。
一方、兵士はパラグライダー部隊の一員で、特殊部隊の指揮官だったことが明らかになった。