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2024年09月19日木曜日
ホームニュース韓国で起きた日本刀殺人事件、同じマンションに住む被害者が自身を監視している中国のスパイだと妄想

韓国で起きた日本刀殺人事件、同じマンションに住む被害者が自身を監視している中国のスパイだと妄想

韓国で発生した日本刀殺人事件の被疑者が、国民参加裁判(韓国型陪審制)を申請した。

6日、ソウル西部地裁によると、7月にソウル恩平区(ウンピョン区)のマンション近くで日本刀を振り回し、同じマンションの住民を殺害した疑いで起訴されたペク被疑者(37歳)が、4日に国民参加裁判の申請書を提出した。

国民参加裁判制度は、無作為に選ばれた満20歳以上の陪審員が有罪・無罪及び量刑を評決し、裁判官がその評決を参考に判決を下す制度であり、裁判官は陪審員の評決に必ず従わなければならないわけではない。

昨年7月29日午後11時27分頃、ペク被疑者は韓国ソウル恩平区のあるマンション近くで、長さ75㎝の日本刀を使い、同じマンションの住人であるキム氏(43歳)の顔や肩を10回以上も切りつけ、殺害した疑いが持たれている。

被疑者は、約3年前に勤めていた会社を退職した後、政治・経済の記事を読み漁り、中国のスパイが韓国に戦争を仕掛けようとしているという妄想に陥り、マンションで出会った被害者を自身を監視する中国のスパイだと信じ込み、犯行に及んだとされている。

犯行後、現場を離れて自宅に逃走したが、犯行から約1時間後に警察に逮捕され、身柄を拘束された。先月23日に検察はペク被疑者を起訴した。

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