韓国・仁川(インチョン)西区のマンションの地下駐車場で電気自動車による火災が発生し、その後、住民が原因不明の皮膚発疹を訴えていることがわかった。
4日、韓国メディア「MBC」によると、約1ヶ月前にこのアパートの地下駐車場で火災が起こり、煙が25階まで広がり、粉塵による被害が発生したという。
その結果、リビングのソファやテーブル、寝室の布団や枕も粉塵で覆われ、白い洗面台や浴槽は黒く見えるほどだった。
ある住民は「何度拭いても粉塵が出てくる」と話し、「5回拭いても、翌日にまた拭かざるを得なかった」と訴えた。
問題となっているのは、住民の間で蕁麻疹などの皮膚疾患の症状が現れていることだ。
皮膚疾患の原因は粉塵と考えられているが、適切な賠償が受けられるかはわからない状況である。
被害復旧のために4500万円を寄付したメルセデス・ベンツコリアは「全世帯の空気フィルターを交換し、別途宿泊施設も提供している」と明らかにしたが、皮膚疾患に関する質問には回答を避けたと報じられている。
写真=韓国メディア「MBC」報道画面のキャプチャ