韓国で高校生を装い12歳の小学生の女児に接近し、性行為を行った20代の男に1審で懲役刑が言い渡された。
韓国では、相手が満13歳未満の場合、同意の有無に関係なく不同意性交等罪の容疑が適用される。
9日、法曹界によると、水原(スウォン)地方裁判所平澤(ピョンテク)支部は、不同意性交等罪の容疑で起訴された25歳の男に懲役1年6ヶ月の判決を下した。
裁判所は「被害者は当時12歳と非常に幼く、被告の罪は重く被害者に許しを請うことはもちろん、示談にも至っていない」と説明した。
男は1月21日午後1時30分頃、京畿道(キョンギ道)平澤市のある個室型カフェで12歳の女児と性行為を行った容疑で起訴された。
男は女児とメッセンジャーのオープンチャットを通じて知り合い、犯行当日に初めて会った。男は犯行前に女児の家を訪れ、女児の両親に自身について「中学を卒業したばかりだ」と紹介したという。
男は「女児と昼食だけ食べて別れるつもりだ」と説明し、両親に外出許可を求めたという。
その後、女児と連絡が途絶えたため、女児の家族は2人を探す途中で犯行現場を目撃し、警察に通報し、警察は男を現行犯逮捕した。
男との性行為で女児は各種の性感染症にかかり、病院で治療を受けたと伝えられている。
現在、女児は学校生活などの日常生活に適応するのにも苦労し、心理相談を受けるなどトラウマに苦しんでいる。