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2024年12月22日日曜日
ホームニュース医師がYouTubeを視聴しながら手術を行い15歳少年が死亡、家族の訴えと偽医者疑惑に注目集まる

医師がYouTubeを視聴しながら手術を行い15歳少年が死亡、家族の訴えと偽医者疑惑に注目集まる

インドの医師

手術中にYouTubeを視聴

15歳の少年が死亡

引用:インドメディア「Zee News」

 インドのビハール州サラン地区の病院で、15歳の少年が手術中に死亡するという衝撃的な事件が発生した。亡くなった少年の家族は、担当医師であるアジット・クマール・プリ(Ajit Kumar Puri)が手術中にYouTubeの動画を見ていたと主張している。

9日(現地時間)、オンラインメディア「Oddity Central」の報道によると、事件はサラン地区のカンパティ病院で発生したと伝えた。少年の家族によると、少年は嘔吐の症状で入院したが、症状はすぐに改善した。しかし、プリ医師は胆石が原因だと判断し、手術が必要だと判断した。

問題は、家族の同意なしに手術が行われたことである。プリ医師は少年の父親を他の場所に送った後、ひとりで手術を強行し、これが少年の状態を急激に悪化させた。

手術直後、少年は激しい痛みを訴え、家族がプリ医師に抗議したところ、彼は「あなたたちは医者なのか?」と反論したと伝えられている。結局、少年の状態は悪化し、心肺蘇生術を受けたが、他の病院への搬送中に死亡した。

少年の家族は、プリ医師が手術中にYouTubeの動画を参考にして手術を行ったと主張している。少年の父親は海外メディア「NDTV」とのインタビューで「医者がYouTubeの動画を見ながら手術を行い、その後、息子が死亡した」と述べた。

死亡事件の後、プリ医師は少年の遺体をパトナの病院の階段に置いて逃走したとされている。現在、警察はプリ医師を捜索中で、彼の本当の身分について疑問が持たれている。少年の家族と警察は、彼が本物の医師でない可能性を疑っている。

インドでは偽医師による事件が頻繁に発生している。今年の初めにはムンバイで、ある男性が妻の医師免許を利用して医療行為を行っていたことが発覚した。また、数年前には偽医師が16の病院で勤務していた事件が明らかになった。

今回の事件の正確な原因は、解剖結果を通じて明らかにされる予定だ。

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