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2024年11月15日金曜日
ホームニュース2024年に入って北朝鮮で製造されたミサイルの残骸がウクライナで発見…北朝鮮-ロシア間の武器取引継続を示唆

2024年に入って北朝鮮で製造されたミサイルの残骸がウクライナで発見…北朝鮮-ロシア間の武器取引継続を示唆

ロシアがアメリカの制裁にもかかわらず、現在も北朝鮮との武器取引を継続していることが確認された。

今年に入ってから北朝鮮で製造されたミサイルの残骸が、ロシアが攻撃した後のウクライナで発見された。

11日(現地時間)、「The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)」や「Business Insider(ビジネスインサイダー)」など複数のメディアによると、欧州連合とドイツによる出資で設立された研究機関「コンフリクト・アーマメント・リサーチ」は、紛争地域で使用された武器の出所や痕跡を追跡しており、ウクライナ現地調査チームのレポートを引用して分析した報告書を最近発表したという。

ウクライナ現地調査チームは、7月30日、8月5日、6日、18日の4回にわたりロシアがウクライナを攻撃した後、現地で北朝鮮で製造されたと推定されるミサイルの残骸を発見した。

そのうちの1つには、「2024年製造」という表示があったと明らかにし、「今年に入ってから北朝鮮で製造されたミサイルがウクライナ侵攻で使用されているという初の証拠だ」と説明した。

2024年製造の部品は、北朝鮮の新型ミサイル火星11型のアクチュエーターであり、先月18日にロシアから攻撃を受けた地域で発見された。

このミサイルの残骸には「113」との表示があり、北朝鮮独自の年号で2024年を意味する。北朝鮮独自の年号は金日成の生年である1912年を「1年」としている。

研究機関は「ミサイルに『2024年製造』のマークが発見されたというのは、弾道ミサイルの製造とウクライナ侵攻での使用が非常に短期間の内に行われていることを意味する」と伝えた。

これは、北朝鮮がウクライナ侵攻に使用する武器をロシアに提供するため、急速で製造を行っていることを暗示し、また、今年に入ってからも兵器を製造している実績が確認されたのは、北朝鮮がミサイル製造に必要な物資を得るために西側諸国の厳しい制裁をうまくかいくぐっているのを示しているともいえる。

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