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2024年12月23日月曜日
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米FRBが4年半ぶりに基準金利を0.5%ポイント引き下げ、追加利下げの可能性も示唆

米連邦準備制度(FRB)は18日(現地時間)、基準金利を0.5%ポイント(p)大幅に引き下げる「ビッグカット」を実施した。2020年3月以来、4年半ぶりの実施である。」また、今後も年末までに追加の利下げを実施する可能性が示された。

FRBは同日、2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)会議を終え、基準金利を従来の5.25~5.50%から4.75~5.0%に0.5%ポイント引き下げることを決定したと発表した。これまで2.00%ポイント差で史上最大幅であった韓国(3.50%)と米国(5.25~5.50%)の金利差も1.50%ポイントに大きく縮小した。

FRBの利下げは、コロナ禍への対応として緊急利下げを実施した2020年3月以来、4年半ぶりのことである。FFRBは同日、声明を通じて「最近の指標は経済活動が引き続き堅調な速度で拡大していることを示唆している」とし、「雇用の増加は鈍化し、失業率は上昇したが、低い水準を維持している」と評価した。

FRBはまた、同時に発表されたドット・プロット(基準金利の予測を示すグラフ)で年末の基準金利予測を従来の5.1%から4.4%に引き下げた。年内に追加的な利下げがあることが示唆された。来年末の金利中央値は3.4%に下がり、来年にも追加的な利下げの可能性が示唆された

一方、同日のFOMCによる「ビッグカット」の実施を受けて、米株式市場は急反発した。ダウ・ジョーンズ工業平均はFOMC発表直後に40,981.97まで0.90%一時上昇したが、その後上下動を繰り返している。ナスダックも約1.16%上昇し17,832.70を記録しているが、現在は上下動を繰り返している。

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