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2024年11月21日木曜日
ホームニュースベネズエラ大統領選出馬の野党候補がスペイン亡命…逮捕状が発行される中、敗北を認める文書に強制署名?

ベネズエラ大統領選出馬の野党候補がスペイン亡命…逮捕状が発行される中、敗北を認める文書に強制署名?

7月に行われたベネズエラの大統領選に関連し、選挙の公正さや透明性について国内外から疑問の声があがる中、スペインに亡命した野党候補が、強制的にマドゥロ大統領の大統領選勝利を認める文書に署名させられたと述べた。

野党統一候補のエドムンド・ゴンサレス氏は、自身の「X(旧Twitter)」を通じて、扇動や共謀、公文書偽造などの「重犯罪」を犯したとして、逮捕状が発行された状況の中、スペイン出国の許可を受ける代わりに、マドゥロの勝利を認める書簡に署名させられたと語った。

ゴンサレス候補は「極限の緊張状態の中、圧力や強制、脅迫を受けてきた」とし、「(署名当時は)拘束されて、自由と民主主義の回復を達成するための戦いができなくなるより、いっそ亡命を選択するほうが市民のためになると考えた」と説明した。

署名された文書は機密文書として取り扱われる予定だったが、マドゥロの側近であるホルヘ・ロドリゲス国会議長が記者会見を開き、これを公開した。

また、与党・統一社会党(PSUV)でマドゥロに次ぐナンバー2、ディオスダド・カベジョ内務法務平和相は同日、国営放送で生中継された記者会見で「今、スペインにいる人物(ゴンサレス)は逃亡者に過ぎない」とし、「誰も彼に祖国を捨てるよう強要したことはない」と非難した。

ゴンサレスは7月の大統領選にマドゥロの対立候補として出馬し、出口調査ではゴンサレスが勝利したことが誰が見ても明らかな状況であったが、選挙管理委員会はマドゥロが3選を果たしたと発表した。

その後、国際社会からは開票結果に異議を唱える声が上がり、市民が結果に抗議するデモを起こすなど混乱が続いた。

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