中国のある道路を走行していたロールスロイスが突然炎上する映像が公開され、その火災の原因に注目が集まっている。
17日(現地時間)、ベトナムの「docnhanh」などの外信によると、最近、中国の北京空港高速道路を走行中のロールスロイスの車両下部で火災が発生した。
映像では、走行中の車から黒煙が立ち上り、車両の下部から炎が燃え上がる様子が確認できる。
当時、道路には多くの車両があり、火が周囲に広がる恐れのある危険な状況だった。火が出ていることに気付いた運転手は、すぐに車を降りて避難し、通報した。火災は駆けつけた消防隊によって鎮火されたとのことだ。
この火災により、車両のエンジンルームなどが全焼し、消防署の推定によると700万元(約1億4340万円)の財産被害が発生したという。運転手は迅速に車を降りたため、人命被害はなかった。
ロールスロイスの所有者は「800万元(約1億6400万円)で車を購入したが、幸い保険に加入していたため、最大で600万元(約1億2300万円)の保険金を受け取ることができる」と話した。
消防当局は、車両のエンジン部から火が発生したと見て、正確な火災の原因と被害の規模を調査している。