米ドナルド・トランプ前大統領が、2028年の大統領選挙へ出馬する計画はないと明らかにした。
トランプ前大統領は22日(現地時間)、シンクレア・メディア・グループとのインタビューで「2024年の大統領選挙が私の最後のチャンスになるだろう」と述べた。彼はカミラ・ハリス副大統領に敗北した場合、再出馬を検討するかという質問に「そうは思わない。それで終わると思う」と答えた。続けて「そのようなこと(敗北すること)は全く起こらないと考えている」と強調した。
彼はまた「2024年が我が国を救う最後のチャンスだ」と述べた。11月の大統領選挙で敗北すれば、政治の最前線から退く可能性が含まれていると米国の政治界は判断している。
トランプ前大統領は昨年6月14日に78歳となり、2028年11月の大統領選挙当日は82歳になる。彼は今回の大統領選挙で勝利し大統領に選出されても、米国憲法で定める再選制限規定により再出馬ができなくなる。これにより、選出の成否に関わらず、今回の大統領選はトランプ前大統領の最後の挑戦となる可能性が高まっている。