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2024年11月05日火曜日
ホームニュース消防士が意図的に山火事を引き起こしたとして逮捕、公衆の信頼を裏切る衝撃的な事件が明るみに

消防士が意図的に山火事を引き起こしたとして逮捕、公衆の信頼を裏切る衝撃的な事件が明るみに

写真=総合ニュース

 カリフォルニア州で、意図的に山火事を引き起こしたとして消防士が逮捕された。

21日(現地時間)、カリフォルニア州消防当局は、消防機器エンジニアのロバート・エルナンデス(38)が逮捕されたと発表した。エルナンデスは、先月15日から今月14日までの約1ヶ月間に、カリフォルニア州北部のソノマ郡で5回にわたり山や野原に放火した疑いを持たれている。

ソノマ郡は有名なワイン産地ナパバレーの近郊に位置しており、エルナンデスは休日に犯行を行ったことが明らかになった。しかし、具体的な犯行の動機についてはまだ解明されていない。

消防当局によると、エルナンデスが引き起こした火は幸いにもそれぞれ1エーカー(約4000㎡)以上には広がらず、消火された。消防当局の関係者は「住民や消火チームの迅速な対応のおかげで、火災による被害を最小限に抑えることができた」と説明している。

ジョー・タイラー消防署長は、「我々の職員の一人が公衆の信頼を裏切り、1万2000人に及ぶ同僚たちの献身的な努力を汚そうとした事実に大きな衝撃を受けている」と強い遺憾の意を表明した。また、米メディア「CNN」は「毎年100人以上の消防士が放火容疑で逮捕されている」と報じ、さらなる衝撃を与えている。

今回の事件は、今年カリフォルニア州で相次いだ大規模山火事の最中に発生し、さらに大きな波紋を広げている。

消防当局はエルナンデスに対する追加捜査を進めており、今後法的な処罰を受ける見込みだ。この事件を契機に、消防士の採用および管理システムの全面的な再検討が必要だという声も上がっている。

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