前の座席の乗客が背もたれを倒したことで壊れたパソコン…
「機内マナー」論争に発展
ある男性が飛行機の座席テーブルにノートパソコンを置いていたところ、前の座席の乗客が突然座席を倒し、液晶画面が壊れるという出来事が起きた。
22日(現地時間)、オンラインメディア「ユニラッド(UNILAD)」に、デルタ航空を利用したAさんが体験した驚きの出来事が報じられた。
Aさんによると、問題が発生したのは一瞬の出来事だったという。
Aさんはまだ購入してからあまり時間が経っていないノートパソコンを持って飛行機に乗り込んだ。彼は自分の座席に座り、前の座席の背もたれに取り付けられている折りたたみテーブルを広げ、その上にノートパソコンを置いて使用していた。しかし、前の座席の乗客が座席を後ろに倒した。
「座席の背もたれを倒すのは自由」vs「前の座席の乗客が賠償すべき」
ノートパソコンのモニターが座席に押し潰されてしまい、Aさんは急いで前の座席の乗客に座席を元に戻してもらうよう伝えたが、ノートパソコンの画面はすでに壊れていた。
Aさんは「デルタ航空側が75ドル(約1万円)の補償を提供した」と述べ、航空会社からの補償内容に満足していないと語った。
この話が広まると、ネットユーザーは様々な意見を述べた。前の座席の乗客が可動範囲内で座席を倒すことは基本的に許可されるべきだという意見もあれば、前の座席の乗客や航空会社が損害賠償をすべきだという意見もあった。
なお、「モントリオール条約」及び「商法(運送・海商)」により、個人所有物を含む手荷物は、運送人、その従業員または代理人の過失が認められた場合に限り、賠償責任を負う。