米民主党カマラ・ハリス副大統領の選挙事務所が銃撃を受け、当局が調査に乗り出した。
24日(現地時間)、米メディア「アクセオス」によると、米アリゾナ州テンピにあるハリス副大統領の選挙事務所で、職員が事務所の入口の窓が破損しているのを発見したと報道した。夜中には住民から「銃声が聞こえた」との通報も相次いだ。
アリゾナ州民主党選挙管理事務所の関係者は「その夜、事務所内には誰もいなかったが、この建物で働く人々や周辺住民の安全に対する懸念が高まっている。テンピ警察が現場に駆けつけたが、幸い現場には人がおらず、負傷者は出ていない」と述べた。
なお、この事務所は16日未明にも、空気銃やBBガンを使用したとみられる攻撃を受けていた。
一方、米メディアCNNおよびSSRSが過去19日から22日にかけて米国全体の登録有権者2074人を対象に実施し、24日に公開した世論調査結果(誤差範囲±3パーセントポイント)によると、民主党のハリス候補者が48%、共和党のドナルド・トランプ候補者が47%の支持を得たという。
自由党のチェイス・オリバー候補者は2%、緑の党のジル・スタイン候補者は1%の支持率を記録した。
また、トランプ支持者の72%とハリス支持者の60%は、自らの支持が相手候補に対する反対感情からではなく、支持している候補者への好意に基づいていると明らかにした。